防災グッズは、一度そろえたら終わりではありません。
本当に危ないのは、水・食料・電池・薬・非常用トイレを買ったまま放置し、期限切れや劣化に気づかないことです。
■①水と食料は使いながら備える
防災用の水や非常食は、長期保存できるものでも期限があります。
期限が切れてから捨てるのではなく、普段の生活で使い、使った分を買い足す方法が現実的です。
これがローリングストックです。
■②普段食べる物を少し多めに持つ
非常食だけを特別にそろえると、食べ慣れずに期限切れになることがあります。
レトルト食品、缶詰、パックご飯、乾麺、スープ、ゼリー飲料など、普段から使う食品を少し多めに持つと続けやすくなります。
災害時も、食べ慣れた味は安心につながります。
■③非常用トイレも定期的に確認する
非常用トイレは、袋、凝固剤、消臭袋、手袋、ウェットティッシュをまとめて保管します。
数が足りているか、家族人数分あるか、使い方を家族が知っているかを確認します。
1人1日5回を目安に、最低3日分、できれば7日分を考えると安心です。
■④被災地では「使える備え」が強かった
被災地派遣やLO活動では、防災用品を持っていても、期限切れ、電池切れ、置き場所不明で使えない場面を見てきました。
一方で、普段から使いながら備えている家庭は、災害時にも迷いが少なくなります。
元消防職員・防災士として見ると、防災グッズは「買うこと」より「使える状態を維持すること」が大切です。
■⑤年2回の見直し日を決める
ローリングストックを続けるには、見直し日を決めると楽です。
梅雨前、台風前、年末、子どもの進級時期などに、水、食料、電池、薬、ライト、非常用トイレを確認します。
カレンダーに入れておくと、忘れにくくなります。
■まとめ|防災グッズは使いながら備える
結論:防災グッズは買いっぱなしにせず、水・食料・電池・薬・非常用トイレを定期的に使いながら補充するローリングストックで管理することが大切です。
防災グッズで一番危ないのは、「そろえたから大丈夫」と思い込み、期限切れや電池切れで災害時に使えない状態になることです。

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