防災グッズは、買って家に置いただけでは十分ではありません。
本当に危ないのは、非常用トイレ、ライト、モバイルバッテリー、携帯ラジオなどを、災害時に初めて使おうとすることです。
■①非常用トイレは一度使い方を見る
非常用トイレは、災害時に必ず使えるようにしておきたい道具です。
便袋のかけ方、凝固剤の入れ方、使用後の袋の閉じ方、消臭袋への入れ方を確認しておきます。
断水してから説明書を読むのでは、焦りや不安が大きくなります。
■②ライトは点灯確認する
懐中電灯やヘッドライトは、持っているだけでは意味がありません。
電池切れ、液漏れ、充電切れ、スイッチ不良があると、停電時に使えません。
年に数回は実際に点灯し、家族が使い方を分かる状態にしておくことが大切です。
■③モバイルバッテリーは充電しておく
モバイルバッテリーは、災害時の情報収集と家族連絡を守る重要な道具です。
しかし、普段使っていないと、いざという時に充電が空になっていることがあります。
台風前、大雨前、地震への備えとして、定期的に満充電へ戻しておきます。
■④被災地では「持っているのに使えない」があった
被災地派遣やLO活動では、防災用品はあるのに、使い方が分からない、電池が切れている、家族が場所を知らないという場面を見てきました。
備えは、買った時点では完成していません。
元消防職員・防災士として見ると、防災グッズは「持っている物」ではなく、「家族が使える道具」にして初めて役立ちます。
■⑤家族で小さく練習する
大げさな訓練でなくても構いません。
ライトをつける、非常用トイレを袋だけセットしてみる、モバイルバッテリーでスマホを充電する、防災バッグを背負ってみる。
一度でも試しておくと、災害時の迷いが大きく減ります。
■まとめ|防災グッズは一度試して使える状態にする
結論:防災グッズは、買って置くだけでなく、非常用トイレ・ライト・モバイルバッテリー・防災バッグを一度試し、家族が使える状態にしておくことが大切です。
防災グッズで一番危ないのは、「持っているから大丈夫」と思い込み、災害時に初めて使おうとして戸惑うことです。

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