防災

【防災士が解説】「冬 × ノロウイルス」── 寒い季節に猛威をふるう“感染性胃腸炎”と家庭でできる最重要対策

冬になると毎年のように流行するのがノロウイルス(感染性胃腸炎) です。● 吐き気・嘔吐● 激しい下痢● 発熱(軽度)などが突然起こり、家庭・学校・職場・施設で一気に広がります。防災目線で言うと、ノロウイルスは“家庭内感染が最も危険” なウイ...
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【防災士が解説】「冬 × 路面凍結」── 早朝の“ブラックアイスバーン”が歩行者・自動車に最も危険な理由と安全行動

冬の朝、もっとも事故が多いのが路面凍結(アイスバーン) です。特に「ブラックアイスバーン」と呼ばれる“見えない氷” が最も危険で、歩行中の転倒・骨折、車のスリップ・多重事故が毎年多発します。防災士として、冬の路面凍結がなぜ危険なのか、そして...
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【防災士が解説】「冬 × 水道管破裂」── 氷点下で突然起きる“断水トラブル”と家庭でできる最強の予防策

冬になると、全国で毎年必ず発生するのが水道管の凍結・破裂による断水トラブル です。特に● 放射冷却で急に冷え込んだ朝● 氷点下が数時間続く夜間● 北側の外壁・ベランダ● 空き家・不在住宅で被害が多発します。水道管が破裂すると、修理まで数日〜...
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【防災士が解説】「冬 × スマホのバッテリー低下」── 寒さで電池が急激に減る理由と、災害時に“絶対困らない”対策

冬になると● バッテリーが急に10%になる● 外でスマホが落ちる● 充電しても増えないといったトラブルが増えます。実はこれ、故障ではなく“低温環境で起きる正常な現象” です。しかし、災害時(停電・雪害・豪雨・地震)にはスマホ電池の低下は“命...
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【防災士が解説】「冬 × 換気不足による事故」── 一酸化炭素中毒・酸欠・暖房器具トラブルを防ぐための“冬だけの注意点”

冬は気温が低く、● 窓を閉め切る● 換気をしない● 暖房器具を長時間連続使用といった状況が増えるため、一酸化炭素中毒(CO中毒)や酸欠事故が急増 します。特に● 石油ストーブ● ガスストーブ● 車中泊● キャンプ(テント内)● キャンピング...
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【防災士が解説】「冬 × 電気トラブル火災」── 乾燥・ホコリ・過電流で“突然発火”する冬特有の危険とは?

冬は火災が最も増える季節ですが、原因の大きな割合を占めるのが 電気トラブルによる火災 です。● 乾燥でホコリが発火● 暖房器具で電力が集中● 延長コードに過負荷● コンセント周りの劣化● 電子機器の過熱冬の住まいは“電気火災”の条件が揃って...
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【防災士が解説】「冬 × 暖房器具の誤使用による火災」── 電気・石油・ガスストーブが“冬の重大火災”を引き起こす理由と対策

冬は火災の約3~4割が 暖房器具の誤使用 から発生します。特に乾燥注意報・強風注意報の日は、ちょっとした不注意が“大規模火災”につながります。ここでは、家庭で使うことが多い暖房器具の● 危険ポイント● 実際に多い火災原因● 防災士が推奨する...
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【防災士が解説】「土砂埋没掘削」── 土砂災害で生き埋めになった人を救う“時間との戦いの救助技術”

豪雨・土石流・地すべりが発生すると、人が 土砂・流木・石・岩塊 に一気に埋まり、数分で呼吸困難に陥る極めて危険な状況になります。このような現場で行われるのが「土砂埋没掘削(どしゃまいぼつ くっさく)」という救助です。消防では 土砂災害救助の...
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【防災士が解説】「マーキングの国際基準(災害現場)」── 国際救助チームも使用する“共通言語”をわかりやすく解説

災害現場では、建物に“マーキング(表示)”を残して「この家は調査済み」「要救助者あり」「危険あり」などの情報を救助チーム間で瞬時に共有します。これは国・組織が違っても理解できるように“国際基準”が存在します。日本の消防・警察・自衛隊でも参考...
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【防災士が解説】「メモ帳 × 防災」── 電源いらずで“命を守る情報”を残す最強ツール

スマホが使えない状況でも、メモ帳とボールペンがあれば、必要な情報は確実に残せる。災害時は、停電・圏外・バッテリー切れが必ず発生します。そのとき“紙に書ける道具があるかどうか”で、避難の安全性や家族との連絡の確実さが大きく変わります。防災士と...