消防学校の入校前は、不安が出て当然です。
不安そのものが悪いのではなく、「正体が分からないまま放置」すると苦しくなります。
ここでは、入校前によくある不安を整理し、今日からできる対処法に落とします。
- ■① 不安①「体力が足りるか」|対処は“基準”を決めること
- ■② 不安②「教官が怖い」|対処は“怖さの正体”を理解すること
- ■③ 不安③「同期とうまくやれるか」|対処は“仲良し”より“揉めない”
- ■④ 不安④「寮生活がしんどそう」|対処は“睡眠・洗濯・整える”
- ■⑤ 不安⑤「座学が難しい(法令が苦手)」|対処は“丸暗記”を捨てる
- ■⑥ 不安⑥「怪我をしないか」|対処は“守る部位”を決めること
- ■⑦ 不安⑦「怒られる・叱責がきつい」|対処は“受け方”を決めること
- ■⑧ 不安⑧「家族・恋人とすれ違う」|対処は“ルール化”が効く
- ■⑨ 不安⑨「自分は向いてないかも」|対処は“判断基準”を持つこと
- ■⑩ 不安⑩「入校前に何を準備すればいいか分からない」|対処は“最小セット”に絞る
- ■まとめ|不安は消すより“準備”に変える
■① 不安①「体力が足りるか」|対処は“基準”を決めること
体力不安は、漠然としているほど膨らみます。
対処は、目標を“数字”にして判断を軽くすることです。
- 1500mを「止まらず走り切る」
- 腕立ては「毎日少しでも継続」
- 懸垂は「できなくても補助で近づける」
救助隊として役立つ視点でも、体力は才能より“習慣”です。
短時間でも毎日積める人が強いです。
■② 不安②「教官が怖い」|対処は“怖さの正体”を理解すること
怖さは、多くの場合「安全基準」と「揃える圧」です。
対処は、萎縮するのではなく“基準を早く掴む”ことです。
- 返事をはっきりする
- 指示は復唱する
- できない時は早めに聞く
出世する視点でも、上司に評価されるのは“怒られない人”ではなく、修正が早い人です。
■③ 不安③「同期とうまくやれるか」|対処は“仲良し”より“揉めない”
初任科は、友達作りよりチーム作りの場です。
対処は、距離感を安定させることです。
- 挨拶と返事を徹底
- 評価や噂話に乗らない
- 仕事(訓練)の話を軸にする
緊急消防援助隊で役に立つ視点でも、揉めない人は現場で信頼されます。
■④ 不安④「寮生活がしんどそう」|対処は“睡眠・洗濯・整える”
寮生活の不安は、生活が崩れる不安です。
対処は、生活を回す仕組みを作ることです。
- 眠る時間を最優先にする
- 洗濯は溜めずに前倒し
- 翌日の準備を夜のうちに終える
救助隊として役立つ視点でも、生活が整っている人ほど怪我が少ないです。
■⑤ 不安⑤「座学が難しい(法令が苦手)」|対処は“丸暗記”を捨てる
法令は、丸暗記でやるほど苦しくなります。
対処は、まず“全体の地図”を持つことです。
- 何のための規定か(目的)
- どこが責任の境目か(主体)
- 現場で何を守るためか(安全)
出世する視点でも、法令が強い人は「判断が速い」ので現場で頼られます。
完璧より、使える理解を目指す方が伸びます。
■⑥ 不安⑥「怪我をしないか」|対処は“守る部位”を決めること
初任科の怪我は、頑張り過ぎと準備不足が重なった時に起きます。
対処は、守る部位を最初に決めておくことです。
- 腰(体幹とフォーム)
- 膝(着地と柔軟性)
- 足首(捻挫予防)
救助隊として役立つ視点でも、怪我をしない人が“最後まで働ける戦力”です。
■⑦ 不安⑦「怒られる・叱責がきつい」|対処は“受け方”を決めること
怒られる不安は、感情で受けると長引きます。
対処は、受け方を“型”にすることです。
- まず返事
- 指摘点を1つに絞る
- その日のうちに修正
- 次の日の準備に反映
元消防職員としての実感でも、伸びる人は「凹む時間が短い」です。
切り替えは才能ではなく、手順で作れます。
■⑧ 不安⑧「家族・恋人とすれ違う」|対処は“ルール化”が効く
入校すると生活リズムが変わります。
対処は、気合よりルールです。
- 連絡する時間帯を決める
- 返信が遅れる前提を共有する
- 休日の使い方(休養優先)を先に伝える
出世する視点でも、家庭が荒れると仕事の判断が乱れます。
入校前に“ルール”を置くのが強いです。
■⑨ 不安⑨「自分は向いてないかも」|対処は“判断基準”を持つこと
不安が強い時、人は「向いてない」に逃げたくなります。
対処は、判断基準を先に決めることです。
- きつい=不向き、ではない
- 続けられる工夫があるか
- 改善できる余地があるか
- 怪我や体調が限界なら撤退も選択肢
救助隊として役立つ視点でも、「無理を続ける」より「整えて続ける」方が強いです。
■⑩ 不安⑩「入校前に何を準備すればいいか分からない」|対処は“最小セット”に絞る
準備不安は、情報を集めるほど増えます。
対処は、最小セットに絞ることです。
- 体力:短時間で毎日
- 生活:睡眠を整える
- 人間関係:返事・挨拶・報連相
- 勉強:全体の地図だけ掴む
緊急消防援助隊で役に立つ視点でも、準備は“量”より“回る設計”が正義です。
■まとめ|不安は消すより“準備”に変える
入校前の不安は、体力・教官・同期・寮生活・座学・怪我・叱責・家族・適性・準備の10項目に整理できます。
不安をゼロにするのではなく、正体を言語化して、今日できる行動に落とすだけで心は軽くなります。
結論:
入校前の不安は「正体を分けて、最小の準備に落とす」と一気に小さくなります。
元消防職員として見てきた中でも、不安を抱えたままでも“準備に変えられた人”は、初任科を乗り切って確実に伸びていきました。
出典:総務省消防庁「消防学校等の教育訓練」 https://www.fdma.go.jp/

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