【元消防職員・防災士が解説】冷蔵庫が止まったときの食材管理|停電・断水時に“絶対やるべきこと”

地震・台風・豪雨などの災害では、

「冷蔵庫が止まる」ことが一番早く始まる生活の困りごとです。

冷蔵庫は 電気が止まった瞬間から温度は上がり始めます。

しかし、正しい管理をすれば、食材を無駄にせず、食中毒も防げます。

停電が起きたら、すぐに確認したいポイントをまとめます。

◆ ① 一番大切なルール

✅ 冷蔵庫・冷凍庫はむやみに開けない!

ドアを開けるほど温度が上がり、保冷時間が短くなります。

・冷蔵 → 約4〜6時間

・冷凍 → 約24〜48時間

※ 特に冷凍庫は、開けなければ長く保てます。

◆ ② 冷凍庫の食材は“保冷剤”として使う

氷・保冷剤・冷凍食品は

✅ クーラーボックス

✅ 発泡スチロール

などに移して、冷蔵庫代わりにできます。

冷凍庫の肉や魚は、

「少し溶けた程度なら、火をしっかり通せば安全」です。

◆ ③ 先に食べるべき食材

電源が止まったら、早めに消費すべきものはこれです。

✅ 生もの(刺身・生肉・生卵)

✅ 練り物・総菜

✅ カット野菜・サラダ

✅ 牛乳・ヨーグルト

✅ 加工肉・ハム

※ 高温多湿になると食中毒の危険が急上昇します。

◆ ④ 逆に長持ちしやすい食材

✅ じゃがいも

✅ 玉ねぎ

✅ にんじん

✅ リンゴ・バナナ

✅ 味噌・醤油・乾物

✅ 缶詰・レトルト

常温保存できる食材は「食料の後半戦」に使えます。

◆ ⑤ 食中毒を防ぐために絶対守ること

✅ 匂い・色がおかしいものは捨てる

✅ 常温に長時間置いた肉や魚は加熱

✅ 生野菜は早めに消費

✅ 雑菌が繁殖しやすい調理器具は衛生管理

✅ 手洗い・アルコール拭きが重要

災害時は「無理して食べる」が最も危険です。

◆ ⑥ 常温で保存できる“災害に強い食材”

・缶詰

・レトルト

・乾麺

・パックご飯

・カロリーメイト類

・ナッツ、チョコ

・フルーツ缶

・水・スポーツドリンク

これらは、冷蔵庫が止まっても安心です。

◆ ⑦ 電気が戻ったときに注意すること

✅ 中身の温度が高いまま再冷凍しない

✅ 肉や魚はしっかり火を通す

✅ クーラーボックスの中身を確認

✅ 停電時間を覚えておく

「冷たさが残っているか」が判断の目安です。

◆ ⑧ まとめ

冷蔵庫が止まったときは、

✅ ドアを開けない

✅ 冷凍食品をクーラーボックスへ

✅ 先に食べるべきものから消費

✅ 生ものは早めに使い切る

✅ 匂い・見た目が怪しいものは捨てる

災害時こそ、食中毒が命に関わります。

正しい管理で食材を守り、家族の体を守りましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました