春はキャンプやBBQの季節です。実はアウトドアは、防災力を“楽に”鍛えられる最高の実践場でもあります。災害時に役立つのは、知識より「一度やったことがある経験」です。この記事では、アウトドアで無理なく試せて、非常時にそのまま使えるスキルを10個に整理します。
- ■① 防災力は「体験」で一気に実用化する
- ■② スキル① 明かりの最適解は「ヘッドライト」
- ■③ スキル② 火起こしは“成功体験”を作る
- ■④ スキル③ 水の使い方は「節水」を練習する
- ■⑤ スキル④ 風・雨の判断は「撤収の基準」を決める
- ■⑥ スキル⑤ 低体温対策は“重ね着”を体で覚える
- ■⑦ スキル⑥ トイレ問題は「携帯トイレ」の練習が最強
- ■⑧ スキル⑦ 連絡手段は「電波が弱い場所」を経験する
- ■⑨ スキル⑧ 応急手当は「小さなケガを自分で処理する」
- ■⑩ スキル⑨ ゴミ処理は「衛生管理」の練習
- ■⑪ スキル⑩ 「判断を早くする」練習をする
- ■⑫ 被災地経験で感じた「体験がある人は初動が早い」
- ■まとめ|アウトドアは「防災の実技」を楽に鍛えられる
■① 防災力は「体験」で一気に実用化する
災害時に必要なのは、
・暗い中で動く
・水が足りない環境で工夫する
・火を安全に扱う
・限られた道具で生活する
こうした“体験済みの行動”です。アウトドアは安全な環境で練習できるのが強みです。
■② スキル① 明かりの最適解は「ヘッドライト」
夜間の動作は、両手が空くかどうかで安全度が変わります。
・ヘッドライトを使う
・電池交換を実際にやってみる
・家族で1つずつ持つと便利
停電時の不安が一気に減ります。
■③ スキル② 火起こしは“成功体験”を作る
非常時に火が使えると、体温と食事の安心が変わります。
・着火(ライターや着火剤)の扱い
・風がある時の火の管理
・消火(水の準備、火消し壺など)
BBQで「安全に火を消す」までやると防災になります。
■④ スキル③ 水の使い方は「節水」を練習する
災害時は水が貴重です。アウトドアで節水を試せます。
・手洗いは少量で
・食器は拭き取り→洗い
・飲み水と生活用水を分ける
断水時のストレスが減ります。
■⑤ スキル④ 風・雨の判断は「撤収の基準」を決める
アウトドアでは、天候判断が命です。
・風が強い日は無理をしない
・雷が近い時は中止
・早め撤収の判断基準を持つ
災害時の「早めに動く」判断に直結します。
■⑥ スキル⑤ 低体温対策は“重ね着”を体で覚える
春は寒の戻りがあり、意外と冷えます。
・重ね着で調整
・濡れたら着替える
・体を冷やさない座り方(地面対策)
避難時の冷えは体力と判断力を奪うので、経験が効きます。
■⑦ スキル⑥ トイレ問題は「携帯トイレ」の練習が最強
災害時に最初に困るのがトイレです。
・携帯トイレを実物で確認
・使い方を理解する
・車内や屋外での扱いをイメージする
“使ったことがある”だけで不安が激減します。
■⑧ スキル⑦ 連絡手段は「電波が弱い場所」を経験する
山や河川敷では、電波が弱いことがあります。
・家族の集合場所を決める
・メッセージの送り方を統一
・バッテリー管理を意識する
災害時の通信不安に備える訓練になります。
■⑨ スキル⑧ 応急手当は「小さなケガを自分で処理する」
アウトドアは小さなケガが起きやすいです。
・切り傷、擦り傷の処置
・虫刺され対応
・靴ずれ対策
救急セットを使う経験は、非常時にそのまま役立ちます。
■⑩ スキル⑨ ゴミ処理は「衛生管理」の練習
衛生が崩れると生活が一気に辛くなります。
・ゴミ袋の使い分け
・手指消毒
・食中毒予防(生もの管理)
避難生活の基本がアウトドアに詰まっています。
■⑪ スキル⑩ 「判断を早くする」練習をする
防災で一番大事なのは判断です。
・天気が怪しいなら早めに撤収
・装備が足りないなら無理をしない
・子どもや高齢者が疲れたら中止
この判断ができる人ほど、災害時の被害が小さくなります。
■⑫ 被災地経験で感じた「体験がある人は初動が早い」
被災地派遣では、普段からアウトドアや車中泊経験がある人ほど、停電や断水でも落ち着いて行動していました。LOとして現地で話を聞くと、「暗闇で動く」「水を節約する」「火を安全に扱う」などを体験済みだと判断が軽くなることが多かったです。元消防職員としても、非常時に強いのは“知っている人”より“やったことがある人”だと実感しています。春のアウトドアは、防災の実技練習になります。
■まとめ|アウトドアは「防災の実技」を楽に鍛えられる
春のキャンプやBBQは、防災力を実用化する最高の機会です。ヘッドライト、火の扱い、節水、撤収判断、低体温対策、携帯トイレ、通信不安への備え、応急手当、衛生管理、そして判断の早さ。これらを安全な環境で一度試しておくだけで、非常時の迷いが減ります。
結論:
防災力は“体験”で強くなる。春のアウトドアで非常時スキルを10個試せば、災害時の判断と行動が確実に速くなります。
防災士として、備えは苦しいものではなく、生活の延長で積み上げるのが最も続くと感じます。春のレジャーを、防災の練習に変えていきましょう。
出典:https://www.bousai.go.jp/

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