災害時、車は移動手段として重要ですが、事故や立ち往生のリスクも高まります。元消防職員の視点から、災害時の車の備えと安全運転法を解説します。
■① 緊急用燃料の確保
災害時にはガソリンスタンドが閉鎖される可能性があります。
✔ 燃料は満タンにしておく
✔ 携行缶に緊急用燃料を準備
✔ 近隣の給油可能場所を事前に把握
燃料切れは移動不能につながるため重要です。
■② 非常用装備の準備
災害時に必要な車内備品を揃えます。
✔ 懐中電灯、モバイル充電器、バッテリー
✔ 毛布や防寒具、非常食・飲料水
✔ ジャッキ、タイヤチェーン、牽引ロープ
車が生活拠点となる可能性も想定します。
■③ 積雪・凍結路面での運転
冬季や早春の寒冷地では特に注意が必要です。
✔ スタッドレスタイヤの装着
✔ タイヤチェーンの使い方確認
✔ ブラックアイスバーンでの減速運転
滑りやすい路面での事故防止が最優先です。
■④ 洪水・冠水時の走行
雨や雪解けで道路が冠水することがあります。
✔ 水深30cm以上は走行しない
✔ 流れのある水は絶対に渡らない
✔ 高台ルートや迂回路を確認
車ごと流される事故を防ぎます。
■⑤ 地震発生時の車内行動
地震時は車内も安全対策が必要です。
✔ 揺れが収まるまで停車して待機
✔ 車を路肩や安全な場所に止める
✔ ガソリン漏れや火災の危険を確認
落下物や横転リスクを回避できます。
■⑥ 渋滞・立ち往生への備え
災害時は道路が混雑することが多いです。
✔ GPSやラジオで交通情報を確認
✔ 食料・水・毛布など長時間待機に備える
✔ 近隣の避難場所を地図で把握
立ち往生中も安全に過ごせる工夫が必要です。
■⑦ 車中泊避難の注意点
避難所が満員の場合、車中泊が選択肢になります。
✔ 車の換気を確保
✔ 寒暖差に対応できる服装や毛布を準備
✔ 燃焼系暖房器具は使用しない
一酸化炭素中毒や低体温症を防ぐことが重要です。
■⑧ ペットと車避難
ペットを連れての避難も安全対策が必要です。
✔ ペット用水と食料の備蓄
✔ キャリーやハーネスで安全確保
✔ 車内温度管理と換気に注意
家族全員の安全を確保する視点が必要です。
■まとめ|災害時の車の備え
災害時、車は移動手段であり生活拠点になる場合もあります。
燃料・装備・路面対策・避難行動・ペット対応を事前に整えることで、安全に災害を乗り越えることが可能です。
元消防職員として、現場での立ち往生や渋滞、冠水事故の経験から、準備の重要性を強く推奨します。

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