災害時、停電や通信障害が発生すると「銀行にログインできない」という不安が広がります。
しかし、事前準備次第で資金状況を把握し、生活を守ることは可能です。今回は、ネット銀行を停電下でも活用するための実践的対策を解説します。
■① 災害時に起きる金融インフラの問題
地震・台風・豪雨時には、
・停電による通信遮断
・基地局停止
・ATM停止
・スマホ充電切れ
が同時発生します。
「口座にお金があるのに使えない」という状況が現実に起きます。
■② オフラインで残高を把握する方法
完全オフラインでの確認は困難ですが、以下の備えが有効です。
・直近残高のスクリーンショット保存
・取引明細PDFを端末保存
・家計簿アプリのローカル保存
平時に月1回保存するだけで、災害時の不安は大幅に減ります。
■③ モバイル電源の確保が最優先
ネット銀行は電源が命です。
・大容量モバイルバッテリー
・ソーラー充電器
・車載充電
特に避難所ではコンセント争奪戦が起きます。
自律型避難の視点では「電源を持って避難」が基本です。
■④ 元消防職員として見た“現金不足の現実”
被災地派遣(LO)で現地に入った際、
「ATMが止まり、現金が引き出せない」という声を多く聞きました。
キャッシュレス社会でも、
現金+デジタルの二刀流が最も強いと実感しました。
■⑤ 通信障害に備える二重化
・Wi-Fi+モバイル回線の分散
・家族別キャリア契約
・公衆Wi-Fi位置把握
通信は“冗長化”が防災の基本です。
■⑥ 失敗しがちな設定ミス
防災士として多く見たのは、
・ログインIDを覚えていない
・パスワード再設定メールが受信不能
・二段階認証端末紛失
災害時に再発行は困難です。
紙ベースの安全保管も重要です。
■⑦ 今日できる確認チェック
・残高スクショ保存
・振込限度額確認
・ログイン情報再確認
・予備電源の動作確認
10分で完了します。
■⑧ まとめ|金融インフラも防災の一部
防災は「命」「住まい」だけではありません。
資金アクセスを守ることも、生活再建の第一歩です。
現場で感じたのは、
“準備していた人は落ち着いていた”という事実でした。
お金の動線も、平時に整えておきましょう。
出典:住信SBIネット銀行 公式サイト

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