【元消防職員が解説】防災×救急救命VR|現場経験から見えた「判断と連携」を磨く訓練効果

救急現場では、限られた時間と情報の中で判断を重ね続ける必要があります。救急救命VRは、実災害では経験しにくい判断の連続を安全に体験できる点で、非常に有効な訓練手法です。現場経験を通じて、VRが救命率向上に直結すると感じてきました。


■① 救急救命VRの価値は「初動の再現性」

救急現場では、到着直後の初動対応が結果を左右します。VRでは、現場到着から観察、判断、処置開始までの流れを繰り返し体験でき、行動の再現性が高まります。


■② 現場で感じた判断負荷の大きさ

実際の救急現場では、家族の動揺、周囲の騒音、情報不足が重なります。VRでこうした環境を疑似体験していた隊員ほど、実災害時に落ち着いて対応できていました。


■③ チーム連携を同時に訓練できる

救急は個人プレーでは成り立ちません。VRでは、役割分担、声かけ、情報共有を同時に訓練できます。現場経験から、連携を意識したVR訓練は実災害での動きを確実に改善していました。


■④ 処置選択の判断力が鍛えられる

救急現場では、すべての処置を同時に行えません。VRでは、何を優先するか、何を省くかという判断を何度も経験できます。この積み重ねが、現場での迷いを減らします。


■⑤ 現場で実感した「経験の差」

救急事案の経験回数には個人差があります。VRは、この差を埋める有効な手段です。経験が少ない隊員でも、疑似体験を重ねることで対応力が底上げされていました。


■⑥ 失敗を安全に経験できる強み

VRでは、誤った判断による結果も確認できます。現場経験から、失敗を一度体験している隊員ほど、次の判断が早く正確になると感じています。


■⑦ 実地訓練との組み合わせが効果を高める

VRだけでは体力や手技は身につきません。実地訓練と組み合わせることで、判断と技術が結びつき、救命力が向上します。この併用が理想的です。


■⑧ 救急救命VRが救命率を支える

救急救命VRは、知識と経験を行動に変える訓練です。判断力と連携力を磨くことで、現場で救える命を確実に増やします。

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