【元消防職員が解説】防災×救急|「AEDを用いた救命手当」

地震や火災、突然の心停止などの緊急事態では、迅速な心肺蘇生とAEDの使用が命を救う鍵になります。被災現場では、AEDの使い方を知らず救命が遅れるケースを多く見てきました。防災×救急では、AEDを用いた救命手当の基本手順を理解することが命を守る基本です。


■① 安全の確認

  • 自分と被災者、周囲の安全を確認。
  • 電線や倒壊物、火災など危険がない場所でAEDを使用。

■② 意識と呼吸の確認

  • 被災者に声をかけて反応を確認。
  • 呼吸がなければ心肺蘇生(CPR)を開始。

■③ AEDの準備

  • 周囲の人にAEDを持ってくるよう依頼。
  • 電源を入れ、音声ガイダンスに従う。

■④ パッドの貼付

  • 胸部を露出させ、AED付属パッドを指示通りの位置に貼る。
  • 濡れている場合はタオルで軽く拭いて乾かす。

■⑤ 心電図解析

  • AEDが自動で心電図を解析。
  • 「ショックが必要」と指示された場合は、周囲の安全を確認してショックボタンを押す。

■⑥ 胸骨圧迫の再開

  • ショック後、またはショック不要と判断された場合は直ちに胸骨圧迫を再開。
  • AEDの指示に従い、救急隊到着まで継続。

■⑦ 人工呼吸との組み合わせ

  • 可能であれば、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせた心肺蘇生を行う。
  • 一人の場合でも胸骨圧迫を優先。

■⑧ 心理的安心の確保

  • 被災者や周囲に声をかけ、安心させながら手当を行う。
  • 周囲の人に指示を出して協力を得る。

■まとめ|AEDは命を救う最重要ツール

AEDを迅速かつ正しく使用することで、心停止の被災者の生存率が大きく上がります。使い方を事前に理解しておくことが重要です。

結論:
防災×救急では、「AEDの準備・パッド貼付・心電図解析・必要に応じた電気ショック・胸骨圧迫の継続」の手順を理解し、緊急時に迅速に実行する」ことが命を守る基本です。
元消防職員として現場を見てきましたが、AEDを正しく使用できた現場ほど被災者を救命でき、死亡や重症化を最小限に抑えることができました。災害時の救命は、AEDの理解と実践が完成形です。

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