【元消防職員が解説】防災×正月⑭|三が日の健康管理 災害時に「体調を崩す人」が一気に増える理由

三が日は、
・生活リズムが乱れる
・食事が偏る
・寒さが厳しい
という条件が重なります。

被災地の現場では、
ケガより先に「体調不良」で動けなくなる人
を何度も見てきました。


■① 三が日は「災害時の体調悪化ゾーン」

三が日は普段と比べて、

・睡眠時間が不規則
・暴飲暴食
・運動量が激減

この状態で災害が起きると、
避難中・避難後に体調を崩す人が急増します。

実際の被災地でも、
発災から2〜3日後に
発熱・下痢・めまい・持病悪化
が一気に増えました。


■② 災害時に多い「三が日の体調トラブル」

現場で多かったのはこの4つです。

・脱水(寒くて水を飲まない)
・胃腸トラブル(餅・酒・脂)
・血圧上昇(塩分・寒さ・緊張)
・風邪・インフルエンザ

特に高齢者は、
「我慢して悪化」するケースが非常に多いです。


■③ 三が日に最低限意識したい健康管理

難しいことは不要です。

・水分を意識的に飲む
・1日1回は温かい汁物
・無理に動かない
・寒さを我慢しない

被災地では、
「動かなかった人」の方が
結果的に助かっているケースもありました。


■④ 正月の食事は“減らして守る”

災害時、体調を崩した人の多くが言いました。

「正月だから食べすぎた」

餅・酒・濃い味は、
体力がある平常時向けです。

三が日は、

・餅は小さく
・酒は控えめ
・野菜・汁物を意識

これだけで体調リスクは下がります。


■⑤ 持病がある人は“三が日こそ慎重に”

被災地で特に多かったのは、

・高血圧
・糖尿病
・心疾患

正月の油断が、
災害時に一気に表面化します。

三が日は
「普段より少し慎重」
これが命を守ります。


■⑥ 体調が悪い=避難が遅れる

災害時は、

・歩けない
・判断が遅れる
・助けを呼べない

体調不良は、そのまま
避難困難者になることを意味します。

現場では
「元気だったら助かった」
そう思う場面が何度もありました。


■⑦ 三が日の健康管理も立派な防災

防災は、
道具や知識だけではありません。

・食べすぎない
・無理しない
・冷やさない

この積み重ねが、
災害時に「動ける体」を作ります。


■⑧ 正月は“休むことが最強の備え”

三が日は頑張らなくていい。

被災地で一番強かった人は、
無理をしなかった人でした。

正月の健康管理は、
そのまま災害への備えです。

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