救急車・消防車・パトカーなどの緊急車両は、サイレンを鳴らして出動する際、
どこまでスピードを出していいのか?
実際の現場感も交えてわかりやすく解説します。
■① 緊急車両は「制限速度を超えて走行できる」
道路交通法により、緊急走行中の緊急車両は 制限速度の規定が適用されません。
つまり、法律上は
「状況に応じて必要な速度で走行できる」
とされています。
ただし…
■② 無制限ではない|道路交通法 第39条
緊急車両であっても、以下の条件が必須です。
- 赤色灯を点灯
- サイレンを鳴らす
- 安全を確保できる範囲での走行
道路交通法 第39条
→ 「道路の状況に応じ、交通事故の防止に必要な注意を怠ってはならない」
つまり、
“安全を確保できる速度” に限って制限速度を超えられる
ということです。
■③ 実際の速度はどれくらい?(現場感)
元消防職員としての体感では、
- 市街地:60~80km/h程度
- 幹線道路:80~100km/h程度
- 高速道路:100km/h超も状況によってはあり
しかし、
交差点・カーブ・見通しの悪い場所では速度を落とすのが鉄則。
事故を起こせば、救助どころか大きな妨害となるため、
現場では「速さより安全」が最優先です。
■④ まとめ
- 緊急車両は 制限速度を超えて走行可能
- ただし、安全確保が絶対条件
- 実際には市街地で60~80km/h、高速道路で100km/h超も
- 事故を起こさないことが最大の使命
緊急車両の走行は、命を守るための“時間との戦い”ですが、
同時に“安全とのバランス”が求められる高度な運転です。

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