総務省とデジタル庁は、各府省と連携し、国民からの問合せニーズが高い行政分野を中心に、国・地方共通で活用できる相談対応ツールとして「国・地方共通相談チャットボットGovbot(ガボット)」を提供している。
この取組は、防災・救急分野における情報アクセスの在り方を大きく変える行政DXの一環である。
■① 国・地方共通相談チャットボットGovbotとは
Govbot(ガボット)は、国や地方自治体に共通する行政手続や制度について、国が一定程度統一的に回答できる質問に対応するチャットボットである。
利用者は24時間いつでも、チャット形式で行政情報にアクセスすることができる。
■② 自由入力型とシナリオ型の2つの利用方法
Govbotには、次の2つの質問方法が用意されている。
・検索欄に質問内容を入力する「自由入力型」
・選択肢を順に選んでいく「シナリオ型」
行政制度に詳しくない人でも、迷わず必要な情報にたどり着ける設計となっている点が大きな特徴である。
■③ マイナ救急に関するQ&Aの搭載
令和7年12月25日、マイナ救急に関する「よくある質問と回答」がGovbotに新たに搭載された。
これにより、マイナ救急の仕組みや利用方法、個人情報の取扱いなどについて、国民が自ら確認できる環境が整備された。
■④ マイナ救急の活用事例の共有
各消防本部からは、マイナ救急の実証事業における活用事例が報告されている。
Govbotを通じて情報提供を行うことで、現場での実践例や効果が全国的に共有され、制度理解と活用促進につながっている。
■⑤ 防災・救急分野におけるGovbotの意義
防災や救急に関する制度は、平時には意識されにくい一方、必要な場面では即時の情報取得が求められる。
Govbotは「調べに行く行政」から「すぐに答える行政」への転換を象徴する仕組みであり、災害時や救急時の判断を支える重要な情報インフラとなる。
■⑥ 行政DXが防災力を底上げする
マイナ救急とGovbotの連携は、単なるIT化ではなく、命に関わる分野の判断スピードと正確性を高める取組である。
防災・救急分野において、正確な情報に「早く・迷わず」アクセスできることは、それ自体が防災力の向上につながる。
■⑦ 住民が知っておくべきポイント
マイナ救急や行政サービスは、使われてこそ意味を持つ。
日常の中でGovbotを一度触っておくことは、いざという時に「迷わない行動」を取るための事前準備となる。
国・地方共通相談チャットボット Govbot(ガボット)
https://www.govbot.go.jp/#/

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