災害は、家だけを壊すわけではありません。
生活。
仕事。
そして「お金」。
私は元消防職員として被災地に入り、
生活再建の現場を何度も見てきました。
そこで強く感じたことがあります。
お金が壊れると、人生の立て直しは一気に難しくなる。
今日は、防災と一見関係なさそうで、
実は直結しているテーマ。
「信用取引には手を出さない」という話です。
■① 防災と“お金の守り”は同じ構造
防災の本質は何か。
それは、
「壊れにくい構造をつくること」
信用取引は、
お金を借りて投資する仕組み。
いわゆるレバレッジ。
小さな資金で大きな金額を動かせる。
聞こえはいい。
でも本質は、
借金です。
防災で言えば、
「崩れやすい斜面に家を建てる」ようなもの。
平常時は問題ない。
しかし一度崩れれば、一気に全損。
■② なぜ初心者に不要なのか
信用取引のメリットは確かにあります。
・少額で大きな取引ができる
・下落相場でも利益を狙える
・1日に何度も売買できる
しかし、デメリットはもっと重い。
・損失も拡大する
・追証が発生する
・金利やコストがかかる
これは、
「火を扱う技術がない人が、ガスバーナーを持つ」ようなもの。
現場で何度も見ました。
小さな油断が、大きな炎になる。
お金も同じです。
■③ 被災地で見た“本当の差”
東日本大震災。
熊本地震。
能登半島地震。
生活再建のスピードは、
資産状況で大きく変わります。
借金がある家庭は、
再出発が極端に遅れます。
・仮設住宅生活の長期化
・精神的疲労
・家族間トラブル
防災とは、
災害後に立ち上がれる力を残すこと。
これを私は
「耐災害力」と呼んでいます。
信用取引は、
この耐災害力を削る行為です。
■④ “らくらく”という言葉に注意
初心者向け。
レバレッジ1倍。
練習。
甘い言葉は、
火災現場でいう「小さな火ですから大丈夫」と同じ。
小さい火ほど、
見逃されます。
依存性が高いものほど、
入り口は優しい。
防災の世界でも、
“慣れ”が一番怖い。
■⑤ やらなくていい防災
防災には「やらなくていいこと」もあります。
・過剰備蓄
・高額すぎる装備
・不安を煽る商品
そして、
借金して投資すること。
これは確実に不要です。
■⑥ 今日できる最小行動
・信用取引には申し込まない
・レバレッジを使わない
・長期インデックス投資に徹する
・生活防衛資金を優先する
防災士として言います。
お金を守ることも、
命を守ることの一部です。
■まとめ
信用取引は、
プロ向けの短期ツール。
初心者にとっては、
耐災害力を下げる選択。
誰に何と言われようと、
借金して投資はしない。
地味でいい。
遅くていい。
壊れない構造を選ぶ。
それが、
本当に強い防災です。
【出典】
楽天証券公式「らくらく信用™ 提供開始」発表資料

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