東日本大震災では、
本震直後、多くの人がこう考えました。
「家は大丈夫か」
「職場を確認しないと」
「被害状況を見てこよう」
しかし現場では、
安全確認に向かった人ほど危険にさらされた
という現実がありました。
■① なぜ「安全確認」が危険行動になったのか
大規模地震直後は、
・余震が続く
・建物の損傷が見た目では分からない
・瓦礫や落下物が不安定
という極めて危険な状態です。
それにもかかわらず、
「確認する責任感」が人を動かしました。
■② 東日本大震災で実際に起きた安全確認中の被害
現場で多かったのは、
・傾いた建物に入った直後の余震
・屋根や外壁の落下
・ガラス片や瓦礫による負傷
「確認だけのつもり」が、
致命的な結果を招きました。
■③ 「自分の目で見ないと安心できない」心理
人は災害時、
・状況を把握したい
・不安を解消したい
・責任を果たしたい
という気持ちが強くなります。
しかしこの心理は、
安全より安心を優先させる罠になります。
■④ 防災で必要なのは「確認しない判断」
重要なのは、
・安全を確認する
ではなく、
・確認しないと決めること
・専門家以外は近づかない
・被害確認は時間を置く
・立ち入り判断を自分でしない
これが命を守ります。
■⑤ 家庭・職場でできる安全確認対策
東日本大震災の教訓として、
次を必ず共有してください。
・揺れ直後は確認しに行かない
・余震が続く間は近づかない
・確認は役割を決めた人だけ
「確認しない勇気」が、
最大の安全策になります。
■⑥ 子どもには「見に行かなくていい」と伝える
子どもは、
・家が心配
・友達の様子が気になる
と動いてしまうことがあります。
「見に行かなくていい」
と事前に伝えることで、
無用な危険を防げます。
■⑦ まとめ|東日本大震災が教えた「確認しない防災」
東日本大震災では、
・確認する行動
が、
必ずしも安全につながりませんでした。
防災とは、
責任感を発揮することではありません。
危険な場面で、あえて何もしない判断を持つこと。
それが、
東日本大震災という
未曾有の災害から学ぶ、
命を守るための
極めて現実的な防災の教訓なのです。

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