【元消防職員・防災士が解説】防災×自律型避難の総点検|「迷わない一文」を家に貼るだけで行動は変わる

自律型避難の仕上げは、
新しい装備でも、難しい訓練でもありません。

「迷わない一文」を決めて、見える場所に貼る。
これだけで、行動は驚くほど速くなります。


■① 災害時に人は「文章」を読めない

災害時は、

・停電
・騒音
・緊張

で、長い説明は頭に入りません。

だからこそ必要なのは、

・短い
・強い
・例外のない

一文ルールです。


■② 自律型避難を動かす「一文」の条件

良い一文には条件があります。

・主語がはっきり
・行動が具体的
・判断が不要

おすすめの型は、

「〇〇したら、△△する」

です。


■③ すぐ使える一文例(そのまま使ってOK)

家庭で使いやすい一文は、例えばこれです。

・「揺れを感じたら、着替えて出る」
・「迷ったら、出る」
・「玄関を出たら、戻らない」
・「着替えたら、止めない」

一つで十分です。
増やさないことが大切です。


■④ なぜ「貼る」だけで効果が出るのか

貼ってあると、

・目に入る
・思い出す
・議論が止まる

効果があります。

家族の誰かが迷った時も、

「ここに書いてあるよ」
この一言で、
判断が終わるのです。


■⑤ 貼る場所は「玄関一択」

おすすめの場所は、

・玄関の内側
・靴箱の扉
・避難服袋の上

出る直前に必ず見る場所
に貼ってください。

冷蔵庫やリビングは、
効果が弱くなります。


■⑥ 子どもが理解できる言葉にする

子どもがいる家庭では、

・短い
・ひらがな多め

がポイントです。

例:
「ゆれたら きがえて でる」

子どもが読める=
大人も迷いません。


■⑦ 一文があれば、役割分担はいらない日もある

本当の災害では、

・誰かが不在
・想定と違う

ことが起きます。

そんな時でも、
一文があれば、

「今日はこれでいこう」
と、即決できます。


■⑧ 自律型避難は「決め事の圧縮」

これまで整えてきた、

・避難服
・体拭き
・役割分担
・戻らない判断

これらはすべて、
一文を守るための準備です。

判断を圧縮する。
これが自律型避難の本質です。


■⑨ まとめ|一文があれば、人は動ける

防災は、
知識を増やすことではありません。

迷わない状態を作ることです。

避難服を整え、
袋をまとめ、
一文を貼る。

今日できるのは、
最後の一歩だけ。

紙に書いて、
玄関に貼ってください。

その一文が、
災害の日、
あなたと家族を外へ導きます。

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