自律型避難と聞くと、
多くの人はこう考えます。
「判断力が必要」
「情報収集が大事」
「早めの避難行動」
どれも正解です。
しかし現場で見てきた結論は明確です。
自律型避難の最初の一歩は、避難服の準備です。
■① 自律型避難とは「誰かを待たない避難」
自律型避難とは、
・行政の指示を待たない
・周囲の様子に流されない
・自分と家族で判断する
という避難行動です。
そしてこの判断は、
体と心に余裕がある人ほど早く正確
になります。
その余裕を生むのが、
避難服の準備です。
■② なぜ避難服が「一歩目」なのか
避難判断が遅れる最大の理由は、
「このまま外に出て大丈夫か?」
という不安です。
・着替えがない
・寒そう、暑そう
・人目が気になる
この迷いが、
数分〜数十分の遅れを生みます。
避難服が準備できている人は、
迷いなく動けます。
■③ 避難服がある人は「決断が早い」
現場で明確に分かれるのはここです。
・避難服が準備できている人
→ 行動が早い
・準備が曖昧な人
→ 様子見が続く
自律型避難とは、
特別な能力ではありません。
「もう出られる状態」を作っておくこと
それ自体が自律なのです。
■④ 避難服準備は難しくない
避難服といっても、
特別なものは必要ありません。
基本は、
・三日分の下着(捨ててもいい)
・靴下
・インナー
・体拭き用ウエットティッシュ
これだけで、
初動の自律型避難は成立します。
重要なのは、
すでに使える形でまとめてあることです。
■⑤ 避難服が「判断力」を守る理由
災害時は、
・睡眠不足
・空腹
・不安
で判断力が一気に低下します。
避難服があると、
・体を拭ける
・着替えられる
・眠れる
結果として、
冷静さを保てるのです。
自律型避難に必要なのは、
勇気ではなく、余裕です。
■⑥ 家族全員分が揃って初めて自律になる
自分だけ準備できていても、
家族が困っていれば動けません。
・子ども
・高齢者
の避難服が揃っているかどうかで、
避難判断のスピードは大きく変わります。
「全員分ある」
この状態が、
家族単位の自律型避難を可能にします。
■⑦ 避難服準備は「今日できる防災」
避難服準備の良いところは、
・今すぐできる
・お金がほとんどかからない
・効果がすぐ出る
点です。
クローゼットを開けて、
使い古した下着を三日分選ぶ。
体拭き用ウエットティッシュを入れる。
それだけで、
防災レベルは一段上がります。
■⑧ まとめ|避難服を整えることが自律の始まり
自律型避難とは、
特別な判断力を持つ人だけのものではありません。
・迷わず動ける状態を作る
・不安を減らす
・家族を守れる
この準備の積み重ねが、
自律型避難です。
避難服の準備は、
最も地味で、
最も確実な一歩です。
まずは、
三日分の下着と体拭きから。
その一歩が、 「待たない避難」を可能にします。

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