【地方自治体の消防・防災担当者が解説】大雨で浸水しやすい危険区域の見分け方

「うちは大丈夫」と思っていても、

実際の浸水被害は

普段と全く違う場所で突然起きます。

地方自治体の消防・防災担当者として、

「浸水しやすい場所の共通点」を、

誰でも分かるようにまとめました。

家の近くが当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。

✅ 浸水しやすい場所の共通点(地名で分かることもある)

以下に当てはまる地名は要注意です:

  • 〇〇川、〇〇池、〇〇浜
  • 〇〇沼、〇〇谷
  • 〇〇新田(昔、田んぼだった場所)
  • 〇〇舟、〇〇船(川や港の近く)
  • 〇〇堤、〇〇堀(昔の水路や堤防)

地名には昔の土地利用が隠れています。

昔「水」だった場所は、災害時に本来の姿に戻りやすいのです。

✅ 高確率で浸水が起きる地形の特徴

✅ 川や用水路の近く

✅ 河川の合流地点

✅ 防潮堤より低い地域

✅ 海抜が低い住宅地

✅ 埋め立て地

✅ 谷状に低くなっている道路

✅ アンダーパス(陸橋の下のくぼんだ道路)

普段は何もなくても、大雨が続くと「一気に水が集まる地形」です。

✅ スマホで調べるだけで、危険かどうかが分かる方法

① 「ハザードマップポータル」で検索

② 自宅と避難所を入力

③ 浸水の深さの予想をチェック

 → 靴が濡れる程度〜家が丸ごと浸かる深さまで表示

✔ スマホがあれば誰でも無料で確認できます

✔ 自宅の浸水リスク・避難先の安全性が分かります

✅ 流れ込む水は“想像以上に速い”

大雨のときの水は

  • 足首の深さ → 歩きにくい
  • ひざ下 → 子どもは動けない
  • 50cm → 車が流される
  • 1m → 大人も歩行困難

水は「静かに溢れる」のではなく

川のような速さで流れ込みます。

「様子を見に行く」ことが毎年死亡事故になっています。

✅ 過去に浸水した場所は、また浸水する

自治体の災害対応で確実に言えることは1つ。

✅「浸水した場所は、ほぼ必ずまた浸水する」

・過去に冠水した道路

・毎年タイヤが水に浸かる駐車場

・川がよく氾濫する地域

ここは、危険区域と考えて間違いありません。

✅ 家族が安全に避難できる家の条件

✔ 2階以上に避難できる

✔ 車が浸水しない高さの駐車場

✔ 水・食料・トイレ備蓄がある

✔ ハザードマップで安全区域

逆にこれらがない家は、

✅ 夜間の大雨

✅ 台風

✅ 線状降水帯

のとき、早めの避難が絶対に必要です。

✅ まとめ

大雨の浸水は、

  • 低い場所
  • 川の近く
  • 埋立地
  • 過去に水が来た場所

に集中します。

スマホでハザードマップを見るだけで、

家族が助かる確率が大きく変わります。

「うちは大丈夫」ではなく

✅「うちはどう危険か」を知ること。

防災は、不安ではなく“情報”が命を守ります。

明日も、現場の視点で分かりやすく更新します。

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