災害時の食事は、空腹を満たすだけでなく、心と体を支える重要な要素です。
被災地派遣やLOとして避難所運営に関わってきた経験から断言できるのは、
「食べやすさ」「水不要」「個包装」がそろっていない保存食は、実際には使われにくいということです。
この記事では、防災士の視点で
家族でも使いやすく、現場で実際に評価が高かった保存食を、
会話の基準(個包装・水不要・食べやすさ)で厳選しました。
2026年 防災士視点|保存食トップ10ランキング
第1位 相日防災 7DAYSコンパクト
アルファ米(わかめ・ピラフ)とおにぎりの組み合わせ。
水を使わずそのまま食べられ、個包装で配布もしやすい。
被災地の避難所でも「これなら食べられる」と声が多かった定番です。
第2位 アルファー食品 安心米セット
白米・梅がゆ・五目ご飯のセット。
やわらかく、高齢者や体調が悪い人でも食べやすいのが強み。
現場では「迷ったらこれ」と言われる安定枠です。
第3位 尾西食品 マジックライス
野菜炒飯やカレーなど味の選択肢が多い。
常温でも比較的やわらかく、子どもにも受け入れられやすい。
個別パックで家族分の管理もしやすい点が評価されています。
第4位 HOZON おいしいごはん
海鮮カレー・ごもくカレーなど。
火を使わず立てて食べられる自立袋タイプ。
匂いが強すぎず、避難所内でも使いやすいのが特徴です。
第5位 アイリスオーヤマ アルファ米アソート
もち麦ご飯やわかめご飯など。
味の劣化が少なく、家庭での試食・ローリングストック向き。
普段の食事に近い感覚で取り入れやすい保存食です。
第6位 T-LEAF 尾西アルファ米ギフト
ハヤシライスやオムライスなど洋食系。
味が濃すぎず、長期避難でも食べ疲れしにくい。
実際の避難生活では「毎日同じ味を避ける」ことが重要でした。
第7位 山善 非常食おかゆセット
梅・鮭・白粥のセット。
高齢者や体調不良者向けに特化したやわらかさ。
被災地では「最後まで食べられた保存食」として重宝されました。
第8位 シライ クラシックパン
チョコ・チーズなどのパンタイプ。
水不要でそのまま食べられ、甘さ控えめ。
子どもが「おやつ感覚」で口にできる点が評価されています。
第9位 野田市セーフティフーズ 乾パン
フルーツ味・プレーンの個包装タイプ。
衛生的で配布しやすく、子どもにも比較的好まれる。
昔の硬い乾パンのイメージとは違います。
第10位 モーリアンヌ ビスケット缶
プレーン・ココナッツなど。
保存期間は驚異の20年。
噛み切りやすく、超長期備蓄用として心強い存在です。
現場経験から
被災地派遣の現場では、
「せっかく備蓄していても、食べにくくて残る保存食」が必ず出ます。
逆に、個包装で水がいらず、すぐ口にできるものは、
配布後すぐに消えていきました。
防災士として強くおすすめしたいのは、
家庭で一度は必ず試食し、定期的に入れ替えることです。
非常食は「持っている」より「使える」ことが大切です。
まとめ|保存食選びで失敗しないために
保存期間の長さだけで選ばない。
水や火がなくても食べられるか。
家族全員が食べられるか。
この3点を基準にすれば、
災害時の食事ストレスは大きく減らせます。
防災の備えは、
「最悪のときに、いつもの自分でいられる準備」。
保存食は、その中心にある備えです。

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