【防災士が解説】「まず3日分」を現実的に備える考え方|防災×備蓄

防災備蓄ではよく「最低3日分」と言われますが、被災地で避難生活や在宅避難の現場を見てきた経験から言えるのは、3日分を甘く見ていると初動で一気に苦しくなるという現実です。


■① 3日分は「最低ライン」でしかない

3日分という数字は、支援が入るまでの目安です。被災地では、3日以内に生活が元に戻ることはほとんどなく、3日分を超えて不足を感じる家庭が多くありました。


■② 被災地で実感した「最初の3日」の重要性

災害直後の3日間は、情報が少なく、支援も十分ではありません。被災地では、この期間を自力で乗り切れるかどうかが、その後の生活の安定に大きく影響していました。


■③ 水と食料をセットで考える

3日分を考えるとき、食料だけを用意して水が足りないケースが多く見られます。被災地では、水が不足して食べられない非常食が残っている家庭もありました。


■④ 「使える3日分」を意識する

3日分とは、単に数をそろえることではありません。被災地では、火や水を使わずに食べられる物を中心に備えていた家庭ほど、初動を落ち着いて乗り切れていました。


■⑤ 家族構成で必要量は変わる

大人と子ども、高齢者では必要量も内容も違います。被災地では、家族構成を考慮せず備えたことで、足りなくなるケースを多く見てきました。


■⑥ 3日分は「すぐ取り出せる」場所に

備えていても、取り出せなければ意味がありません。被災地では、非常持ち出し袋や分かりやすい場所に3日分をまとめていた家庭ほど、混乱が少なく済んでいました。


■⑦ 3日分を確実に備えることが防災の第一歩

3日分の備蓄はゴールではありませんが、最初の一歩です。被災地経験から言えるのは、確実に使える3日分を備えておくことが、災害直後の不安を抑え、その後の備蓄を広げていく土台になるということです。


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