【防災士が解説】ダンボールベッドは「体調管理ツール」|避難所で病気を防ぐ最短ルート

避難所で体調を崩す人が増える大きな原因は、食事や水だけではありません。実は「寝る環境」が健康状態を大きく左右します。ダンボールベッドは単なる寝具ではなく、避難所で病気を防ぐための重要な体調管理ツールです。


■① 床で寝ることは想像以上に体を壊す

床に直接寝ると、冷え・湿気・硬さが体に蓄積します。特に高齢者や持病のある人は、腰痛や関節痛が悪化しやすく、動けなくなる原因になります。


■② 冷えは免疫力を確実に下げる

体が冷えると血流が悪くなり、免疫力が低下します。避難所で風邪や体調不良が広がりやすい背景には、床冷えの影響があります。


■③ 床から離れるだけで体調は変わる

ダンボールベッドで数十センチ床から離れるだけで、冷気と湿気の影響は大幅に減ります。この差が、数日後の体調に大きく表れます。


■④ 立ち上がりやすさが「活動量」を守る

床に直接座ったり寝たりすると、立ち上がる動作が負担になります。ベッドの高さがあることで、トイレや移動が楽になり、活動量の低下を防げます。


■⑤ 動けることが二次被害を防ぐ

体が動かなくなると、水分摂取やトイレを我慢しがちになり、脱水や体調悪化につながります。ダンボールベッドは、こうした二次被害を防ぐ役割も果たします。


■⑥ 医療・介助のしやすさが向上する

ベッドがあることで、介助や健康チェックがしやすくなります。避難所での医療対応は限られるため、環境を整えることが負担軽減につながります。


■⑦ 体調が安定すると気持ちも前向きになる

よく眠れるだけで、表情や会話が変わります。体調の安定は、不安やストレスを和らげ、避難所全体の雰囲気を良くします。


■⑧ 早期導入が最大の効果を生む

ダンボールベッドは、避難生活が長引いてから導入するより、初期段階で使うほど効果が高くなります。早さが健康を守ります。


■まとめ|寝床を整えることは医療行為に近い

避難所での健康管理は、薬や治療だけではありません。

結論:
ダンボールベッドは「病気を防ぐための防災インフラ」

防災士として、早い段階でダンボールベッドを導入した避難所ほど、体調不良者が少なかった現場を見てきました。寝る環境を整えることは、命を守る行動そのものです。

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