災害時の備蓄というと食料や水が注目されがちですが、被災地で避難生活や在宅避難を見てきた経験から言えるのは、トイレットペーパーの有無が生活の継続性を大きく左右するという現実です。
■① 災害時ほど消耗が早くなる
在宅時間が増え、外出が減ると、トイレットペーパーの使用量は一気に増えます。被災地では、数日で使い切ってしまい困る家庭を多く見てきました。
■② 被災地で多かった「買えない」状況
災害直後は物流が止まり、店頭からトイレットペーパーが消えます。被災地では、現金があっても買えない状況が続き、備えていなかった家庭ほど不安が強まっていました。
■③ トイレ環境はメンタルに直結する
トイレを我慢する、不衛生になる。こうした状況は強いストレスになります。被災地では、トイレットペーパーが不足したことで体調や気分を崩す人もいました。
■④ かさばるが軽視してはいけない備え
トイレットペーパーは保管場所を取るため、後回しにされがちです。しかし被災地では、「もっと備えておけばよかった」と後悔の声を最も多く聞いた物の一つでした。
■⑤ 水が使えない状況も想定する
断水時にはトイレの使い方も制限されます。被災地では、トイレットペーパーと簡易トイレを併用することで、衛生状態を保てていました。
■⑥ ローリングストックで無理なく備える
普段から少し多めに買い置きし、使った分を補充する方法が現実的です。被災地では、この方法を取っていた家庭ほど、備蓄切れを起こしていませんでした。
■⑦ トイレットペーパーは生活を守る必需品
トイレットペーパーは、贅沢品ではありません。被災地経験から言えるのは、十分な量を備えておくことが、生活の不安を減らし、災害時でも日常に近いリズムを保つための現実的な防災対策だということです。

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