冷凍食品は、ローリングストック法との相性が非常に高い「普段使いしながら備えられる食料」です。
災害用に特別なものを買う必要がなく、家族が普段食べている“いつものメニュー”でそのまま備蓄が成立します。
今回は、防災士の視点から「冷凍食品を使ったローリングストック法」を徹底解説します。
■① 冷凍食品が防災に強いと言われる理由
冷凍食品は“普段使いできる備蓄食”として最適です。
● 長期保存ができる(1〜12カ月)
● 調理が簡単で時短になる
● 加熱済み商品が多い
● 野菜・肉・主食を揃えやすい
● 子どもが食べ慣れている味が多い
災害時は「食べ慣れた味」が心の安心につながるため、冷凍食品の強さは大きなメリットです。
■② 冷凍食品×ローリングストックは“最も続けやすい”
やり方はとても簡単です。
✔ ① よく使う冷凍食品を2つずつ買う
チャーハン、うどん、カット野菜、唐揚げ、餃子など。
✔ ② 古いものから使っていく
普段の夕食や弁当に使うだけで自然に入れ替わる。
✔ ③ 使ったら補充
これだけで“新しい備蓄食”が足される仕組みが完成します。
冷凍庫は“見える化”しやすいので、続けやすいのが特徴です。
■③ 停電になったら冷凍食品はどうなる?
冷凍食品は災害時にも力を発揮します。
● 冷凍庫は開けなければ約18時間冷気が持続
● 保冷剤や他の冷凍品が“蓄冷材”になる
● 半解凍でも加熱すれば食べられる
つまり
停電してもいきなり腐らない
のが冷凍食品の大きな強み。
特に「加熱すればOK」の商品は非常時にとても役立ちます。
■④ 冷凍食品で備えるべきカテゴリー
災害時を想定するなら、この3種類を揃えておくと完璧です。
● 主食(すぐ食べられる系)
・チャーハン
・ピラフ
・冷凍うどん
・パスタ
→ 電気が復旧すれば即食べられる。
● 主菜(たんぱく質)
・鶏の唐揚げ
・焼き魚
・ハンバーグ
・餃子
→ 栄養補給に最適。
● カット野菜
・ミックスベジタブル
・冷凍ほうれん草
・カット玉ねぎ
→ 野菜不足対策に必須。
冷凍庫に“主食・主菜・野菜”がそろえば、災害時でも栄養バランスが崩れにくくなります。
■⑤ 冷凍庫の整理術|これだけで在庫管理が完璧
● 上段:使用頻度が高いもの
● 中段:主食系
● 下段:肉・魚など重いもの
● ドアポケット:小物類
さらに…
✔「食べる順」に並べる
期限が近いものを手前に。
✔ メモを冷凍庫扉に貼る
いつ何を入れたか一目でわかる。
これだけで賞味期限切れはほぼゼロになります。
■⑥ 子ども・高齢者に向いている冷凍食品
災害時は“食べやすさ”が重要です。
● やわらかい煮物
● おかゆ系
● ミニおにぎり
● 介護食品(ムース食など)
● うどん類
食べ慣れた味があるだけで、子どもや高齢者の不安は大きく和らぎます。
■⑦ 冷凍食品は「在宅避難」に最強
大地震・台風・豪雨などで外に出られない場合、
復旧まで冷凍食品が役立ちます。
● 電気復旧後すぐ食べられる
● 栄養が確保できる
● 料理ができなくても安心
● 心のストレスが減る
とくに冬の停電時には、温かい食事が大きな安心につながります。
■⑧ 冷凍食品×他の備蓄と組み合わせると最強
冷凍食品だけでは不安な場面もあります。
だからこそ、次の組み合わせが重要です。
● レトルト食品
● アルファ米
● 缶詰
● ドライフード
● 常温保存できる飲料
冷凍食品+常温備蓄で
“どんな災害にも耐えられる食料システム”が完成します。
■まとめ|冷凍食品は「普段使いの延長」で最強の備蓄になる
冷凍食品は、普段の生活の延長で無理なく備蓄できる最強のローリングストック食材です。
結論:
冷凍食品は「調理ラク・保存長持ち・停電にも強い」家庭防災の中心になる食材である。
防災士として現場で痛感しているのは、
“食べ慣れた味がある家庭は圧倒的に強い”
ということ。
今日できる行動👇
✔ 冷凍チャーハン・うどんを2つずつ買う
✔ 冷凍カット野菜を常備する
✔ 冷凍庫をゾーン分けして整理する
✔ 使ったら補充する仕組みを作る
これだけで、災害後の「食の不安」が激減し、家族の安心が大きく向上します。

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