【防災士が解説】ローリングストック法×投資信託|“生活の備え”と“資産の備え”を同時に強くする新発想

ローリングストック法は本来「食料や日用品の備蓄」ですが、
実は防災の現場では “お金の備え” も同じくらい重要です。

そして今の時代、
日常の暮らしを回しながら資産を増やす「投資信託」は、
ローリングストックと非常に相性が良い防災手法になります。

この記事では、
ローリングストック法を“投資信託”にも応用する方法
防災士の視点でわかりやすく解説します。


■① 災害時に最も困るのは“お金の流動性”

大地震・台風・停電が起きると…

● ATM停止
● キャッシュレス決済の停止
● 銀行窓口クローズ
● 給料日でも引き出せない
● 修理・移動・避難で急な出費が発生

つまり、
「お金の備え」=生活を守る防災対策 なのです。

投資信託は災害時に即現金化できませんが、
日頃から“流動性のローリングストック”をしておくことで
強い家計になります。


■② 投資信託×ローリングストックはどう結びつく?

結論はこれです👇

“現金”と“投資”をバランスよく回し続ける仕組みこそローリングストック。

✔ 投資信託=中長期の備え
✔ 現金=短期の備え
✔ ローリングストック=日常の備蓄管理

これを組み合わせると、
家計が「災害にも強い資産構造」 になります。


■③ 防災視点の『投資信託ローリングストック法』

やるべきことは3つだけ👇

●① 現金クッション(生活防衛資金)を“常時キープ”

災害直後の1〜3ヶ月は収入が不安定になります。

最低でも👇

✔ 生活費の3ヶ月分 ✔ 可能なら6ヶ月分

これが“お金のローリングストック”。

●② 投資信託の積立を“使ったら補充する”

● 医療費
● 家の修繕
● 家電の買い替え

急な出費があったら
→ 生活防衛資金から使用
→ 落ち着いたらまた積み立てて補充

まさに食料備蓄と同じ「回して備える」考え方です。

●③ 投資割合を“季節ではなく年齢で管理”

食品のローリングストックは“月ごと・季節ごと”に管理しますが、
資産は“年齢ごと”に見直すのが最適。

● 〜50歳:株式多め(攻める時期)
● 50〜60歳:株式と債券を半々(守り始める)
● 60歳以降:必要分だけ取り崩し(使いながら補充)

この循環こそ、
資産のローリングストック です。


■④ 災害被害で家計が崩壊する理由

実際の被災地では、次のような出費が一気に来ます。

● 仮住まいの費用
● 家の修繕・家財の買い直し
● 家電の再購入
● 車の修理
● 引越し費用
● 仕事休業による収入低下

こうした出費の多くは
火災保険や地震保険がすぐに下りない ため、
現金が必要になります。

投資信託があっても即座に売却できないため、
“現金のローリングストック”が命綱になります。


■⑤ 投資信託の“災害時に強い持ち方”

防災士として推奨できるのは👇

● ① 毎月の積立投資(NISA中心)
● ② 投資比率は徐々に調整
● ③ 生活防衛資金は絶対に崩さない
● ④ 取り崩す場合は小まめに
● ⑤ 銀行口座を1つに集中させない(リスク分散)

特に災害時は銀行障害が起きるため、
口座の分散 が意外と重要。


■⑥ 投資信託の積立は“精神安定剤”になる

ローリングストック法は「心の備え」にもなると言われます。

投資信託も同じで、

● 毎月自動で増えていく
● 将来の安心が積み上がる
● 災害後の生活再建に強い
● 一度仕組みを作れば継続できる

心理的な安心感が圧倒的に違います。


■⑦ 投資信託×ローリングストックの相乗効果

家計が以下のように“二層構造”になります👇

【短期防災(現金)】+【長期防災(投資)】

● 災害直後 → 現金が守る
● 復旧〜再建 → 投資信託が守る

日本は大災害が避けられない国だからこそ、
この二層構造が非常に強い。


■⑧ 今日からできる“投資ローリングストック”

✔ 生活防衛資金を口座に入れる(3ヶ月分)
✔ 積立設定を毎月自動化
✔ 1年に1回だけ投資割合を見直す
✔ 急な出費があったら補充して元に戻す
✔ 投資口座を2つ以上に分散する

これだけで、
資産が災害にも家計にも強くなります。


■まとめ|“生活”も“資産”も回しながら備える時代へ

ローリングストック法は
食料の話ではなく「仕組み」の話。

投資信託にも応用できる、
非常に合理的で現代的な防災対策です。

結論:
現金と投資を回しながら備える家計が、災害に最も強い。

元消防職員・防災士として言えるのは、
「お金の備えが生活再建の最初の一歩になる」ということ。

食料を備えるように、
資産も備える時代 です。

今日できる行動👇
✔ 現金3ヶ月分を確保
✔ 積立投資を自動化
✔ 災害時の支払い手段を分散
✔ 急な出費があったら補充して再スタート

これであなたの家計は
“災害にも、将来にも、圧倒的に強くなる” 仕組みになります。

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