【防災士が解説】“三が日は火災リスクが最も高まる期間”|正月特有の“油断・乾燥・暖房フル稼働”が重なる危険

三が日は、
家族が集まる・暖房フル稼働・飲酒・調理量増加・外出増加
が重なり、1年の中で最も火災が多い3日間と言われています。

ここでは、三が日に特に起こりやすい“危険ポイント”を
防災士として分かりやすく解説します。


■ 1. 三が日は“乾燥がピーク”で火が広がりやすい

冬の空気は湿度30%以下になることも。

  • 布類が乾燥して着火しやすい
  • ホコリが静電気を帯びる
  • ストーブの熱が周囲に伝わりやすい

火の勢いが強くなり、延焼速度が上がる。


■ 2. 調理量が多く“キッチン火災”が急増

三が日は料理時間が非常に長い。

  • 餅が膨らんで発火
  • 揚げ油の過熱
  • 火をつけたまま来客対応
  • 鍋の吹きこぼれで火が消えてガス漏れ

気が散りやすい状況が危険を生む。


■ 3. こたつ・電気毛布の“寝落ち事故”が多い

三が日は早朝の初詣と夜更かしで寝不足になりがち。

  • こたつ内部が過熱
  • 布団が乾燥して発火
  • 電気毛布が折れたまま強モード

寝落ちは三が日の火災原因トップクラス。


■ 4. 帰省先の“古い暖房器具”で事故が増える

実家の設備は安全装置が不十分なことが多い。

  • 古いストーブ
  • 劣化した延長コード
  • ホコリまみれの電源タップ

三が日は家族が集まり、負荷が増えるため危険。


■ 5. 外出前の“火の不始末”が爆発的に増える

三が日は初詣・買い物・挨拶まわりで外出が続く。

  • ストーブつけっぱなし
  • こたつ消し忘れ
  • 加湿器・ケトルの水切れ
  • キッチンの弱火放置

無人の家で火災が起きると被害が最大に。


■ 6. 正月飾りの“落下・接触”による火災

三が日は風が強い地域も多く、軽い飾りが動きやすい。

  • 松飾りがストーブに触れる
  • しめ縄が落ちて接触
  • 紙飾りが風で揺れる

乾燥した飾りは数秒で燃える危険物。


■ 7. 三が日は“飲酒×暖房”の組み合わせが最悪

三が日は飲酒量が増える。

  • ストーブの前で寝る
  • 火元の消し忘れ
  • 調理中にスマホ・テレビに気を取られる

酔うと判断力が著しく低下する。


■ 三が日を安全に過ごすためのポイント

誰でもできる効果の高い対策。

  • ストーブ・こたつの周りを片付ける
  • 餅・油料理は絶対に目を離さない
  • 寝落ち前に暖房を全OFF
  • 正月飾りは火気から距離を取る
  • 帰省先では配線・家電を確認
  • 外出前の“10秒チェック”を習慣に
  • 飲酒中は火を使わない

わずかな行動でリスクは大きく減らせる。


■ まとめ

三が日は、
“乾燥・暖房・調理・寝落ち・帰省・外出・飲酒”
が同時に起きる、火災に最も注意すべき3日間。

  • 火気の周囲を整理
  • 火の元から離れない
  • 外出前の消し忘れゼロ
  • 暖房器具の過熱に注意
  • 飲酒中の調理禁止

三が日の安全対策は、
“1年の最初の防災習慣”として最も価値があります。

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