【防災士が解説】乾燥肌対策|冬の肌トラブルが感染症・体調悪化につながる理由

冬に増える乾燥肌は、かゆみや荒れだけの問題ではありません。防災の視点で見ると、肌の乾燥は体調悪化や感染症リスクを高める要因になります。災害時や避難生活では、皮膚の状態がそのまま健康状態に直結します。


■① 冬に乾燥肌が悪化しやすい理由

冬は空気が乾燥し、暖房の使用で室内の湿度も下がります。その結果、皮膚の水分が奪われ、バリア機能が低下しやすくなります。


■② 乾燥肌は「外からの侵入口」になる

皮膚は本来、細菌やウイルスの侵入を防ぐ役割を担っています。乾燥してひび割れた肌は、その防御機能が弱まり、感染症のリスクが高まります。


■③ かゆみが引き起こす二次被害

乾燥によるかゆみで無意識に掻き続けると、傷ができ、そこから炎症や化膿につながることがあります。避難生活では清潔を保ちにくく、悪化しやすい環境になります。


■④ 災害時・避難所で乾燥肌が深刻化する理由

避難所は暖房が効きすぎたり、換気が不十分だったりすることがあります。入浴やスキンケアが制限されることで、乾燥肌は一気に悪化します。


■⑤ 肌を守る基本は「洗いすぎない」

清潔は大切ですが、洗いすぎは皮脂まで落としてしまいます。冬はぬるめのお湯で短時間、石けんの使いすぎを避けることが基本です。


■⑥ 保湿は「毎日・全身」が前提

顔だけでなく、手足や背中、すねなども乾燥しやすい部位です。入浴後すぐに保湿することで、水分の蒸発を防ぎやすくなります。


■⑦ 防災用品としてのスキンケア

ワセリンや保湿クリームは、非常持ち出し袋に入れておきたいアイテムです。少量でも効果があり、家族全員で使える点もメリットです。


■⑧ 乾燥対策は室内環境から見直す

加湿器や濡れタオルを使い、室内の湿度を保つことで、肌だけでなく喉や鼻の乾燥も防げます。体全体の防御力を高める対策です。


■まとめ|乾燥肌は「体の防災力低下」のサイン

乾燥肌を放置すると、かゆみや荒れだけでなく、体調不良や感染症につながります。

結論:
乾燥肌対策は「健康を守る防災行動」

防災士として、避難生活で小さな肌トラブルが大きな体調悪化につながった事例を見てきました。冬は肌を守ることも、命を守る備えの一つです。

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