【防災士が解説】停電車庫ポータブル電源×ソーラー充電|正しい使い方と危険な誤解

停電時、車庫にポータブル電源とソーラーパネルがあると安心。

しかし、
「とりあえず繋げば大丈夫」は危険です。

発火・一酸化炭素中毒・感電事故は、
誤った使い方から起きます。

防災士として、安全に使うためのポイントを整理します。


■① ポータブル電源の基本容量目安

家庭用小型モデルは
300Wh〜1000Whが主流。

スマホ充電:約10〜30回
LED照明:約20〜50時間
小型冷蔵庫:約5〜15時間

容量を把握せずに使うと、
「一晩持たない」事態になります。


■② 車庫使用で最も危険なのは排気

エンジンをかけて充電は絶対NG。

密閉空間での排気は
短時間で命に関わります。

一酸化炭素は無臭。

気づいた時には遅いのです。


■③ ソーラーパネル設置の正解

車庫内では発電効率が落ちます。

基本は

・屋外設置
・直射日光確保
・雨天時は即回収

延長ケーブル使用時は
防水対応必須です。


■④ 被災地で見た誤解

「大容量=万能」

これは誤解です。

消費電力の高い家電を使えば、
すぐに空になります。

特に

・ドライヤー
・電子レンジ
・IH

は非現実的です。


■⑤ 冬場の注意点

寒冷地では
バッテリー性能が低下します。

残量表示を過信しない。

保温カバーや屋内管理が安全です。


■⑥ 延長コードの落とし穴

タコ足配線は火災原因になります。

防災では

「少数機器に集中供給」

が鉄則。


■⑦ 自律型電源確保の考え方

電源は

・照明
・通信
・最低限の冷蔵

この3用途に限定する。

これが耐災害力を高めます。


■⑧ 今日できる確認事項

・容量確認
・満充電維持
・延長コードの耐電流チェック

準備は平時しかできません。


■まとめ|安全優先の電源運用

ポータブル電源は心強い味方。

しかし使い方を誤れば
事故の原因になります。

結論:
発電よりも「安全運用」を優先することが命を守ります。

被災地対応で感じたのは、
正しく使えた家庭ほど落ち着いていたこと。

便利さより、
冷静な判断。

それが停電対策の本質です。

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