【防災士が解説】冬の「使い捨てカイロ事故」が起きる理由|小さな発熱体が重症につながる

冬は、
使い捨てカイロを日常的に使います。

現場では、
火災ではなく“低温やけど”や衣類発火寸前
の事故を多く見てきました。


■① 使い捨てカイロは長時間発熱する

まず知るべき特徴です。

・8〜24時間発熱
・温度が安定しない
・酸素量で発熱が変わる

「小さい=安全」ではありません。


■② 直接肌に当て続けると低温やけど

最も多い事故です。

・寝ている間に使用
・同じ場所に固定
・熱さを感じにくい

気づいた時には、
重症化していることがあります。


■③ 布団・衣類の中で高温になる

見落とされがちな危険です。

・酸素不足で不完全反応
・局所的に高温化
・熱が逃げない

焦げや発火寸前まで、
温度が上がることがあります。


■④ 複数個同時使用が危険

冬に多い使い方です。

・腰+お腹
・背中+足
・重ね貼り

発熱が集中し、
事故リスクが跳ね上がります。


■⑤ 子ども・高齢者は特に注意

現場で多かった背景です。

・熱さを訴えにくい
・自分で外せない
・使用時間が長い

周囲の確認が、
不可欠です。


■⑥ 就寝中の使用が最も危険

重大事故につながる場面です。

・長時間同一部位
・異変に気づけない
・無意識に圧迫

使用中止が、
原則です。


■⑦ 事故を防げた人の共通点

現場で共通していました。

・直接肌に貼らない
・使用時間を決める
・就寝時は外す

「使い方のルール」が、
事故を防ぎました。


■⑧ 今日からできる一歩

まずは、これだけで十分です。

・肌に直接貼らない
・寝る前に必ず外す
・違和感があれば即中止

それだけで、
カイロ事故は防げます。


■まとめ|使い捨てカイロも「暖房器具」

小さくても、
発熱体です。

結論:
冬のカイロ事故は、長時間使用と油断が原因。

元消防職員・防災士として断言します。
事故が起きなかった人ほど、
「寝る前に外す」
という基本を守っていました。
小さな暖房ほど、
正しい使い方が命を守ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました