冬になると、ガス代・暖房代が一気に跳ね上がります。
特に都市ガス・プロパンの家庭では、12月〜2月の請求が夏の2倍になることも珍しくありません。
しかし、節約だけを優先すると
・低温環境で体調を崩す
・ヒートショックリスクが上がる
・凍結や停電時に困る
という“防災面の危険”も増えます。
この記事では、家計と安全を両立するための
✔ ガス代の仕組み
✔ 安全に節約する方法
✔ 冬のリスク回避策
をまとめて解説します。
■① 冬にガス代が急増する理由とは?
冬はお湯の使用量が年間で最も増えます。
特に以下の3つの影響が大きいです。
・水温が低く、お湯を作るためのガス量が増える
・浴室の追い焚きが増える
・洗い物・手洗いがすべてお湯中心になる
さらにプロパンガスの家庭では、都市ガスより単価が高いため家計負担が重くなりがちです。
■② 危険な節約法①「お風呂の温度を下げすぎ」
温度を下げる節約法はよく聞きますが、冬は危険度が上がります。
・温度差で血管が収縮しヒートショックの原因に
・冷えによる免疫低下が起こる
浴室が寒い家では特に要注意です。
■③ 危険な節約法②「暖房を我慢する」
“ガス代を浮かせたい”と暖房を控える人もいますが、
冬の室温低下は以下のリスクを招きます。
・低体温症
・脳梗塞・心筋梗塞
・子どもの夜間咳増加
・高齢者の寝室事故
節約より命の安全を優先させる必要があります。
■④ 正しい節約法①「浴室を先に温める」
浴室暖房がなくても、次の方法でリスクを下げられます。
✔ 5分だけシャワーで浴室を温める
✔ 浴槽のフタを半開きにして湯気で温める
✔ 入浴前に脱衣所を暖房で10分暖める
これだけでヒートショックリスクが大幅に下がります。
■⑤ 正しい節約法②「追い焚きを最小限に」
追い焚きはガス消費量が多く、料金が跳ね上がる原因です。
✔ 入浴するタイミングを揃える
✔ 浴槽のフタをこまめに閉める
✔ 保温シートを使用する
これだけで毎月500〜1200円ほど節約できます。
■⑥ 正しい節約法③「キッチンの給湯温度を低めに」
調理や洗い物は40℃以下でも問題ありません。
給湯器設定を1〜2℃下げるだけでガス消費量が減ります。
ただし、冬の手洗いは冷えやすいので無理は禁物です。
■⑦ 停電・断水を想定した“冬の備え”
冬は災害時のダメージが大きくなります。
✔ カセットコンロとボンベ
✔ 断熱アルミシート
✔ 毛布・寝袋
✔ 湯たんぽ
✔ モバイルバッテリー(大容量)
特に湯たんぽは“電気が使えない時の最強暖房”として役立ちます。
■⑧ ガス代を下げる“固定費の見直し”
防災と家計の両面から、次の見直しを推奨します。
✔ プロパンガスの料金比較(地域で2〜3割差は当たり前)
✔ 給湯器の省エネタイプへの買い替え
✔ 太陽光・蓄電池の導入可否を検討
冬のガス代は「使い方」と「契約」で大きく変わります。
■まとめ|冬のガス代節約は“安全第一で”
家計を守るために節約は大切ですが、
冬は命に直結するため“過度な我慢”は禁物です。
防災の視点では、
✔ 危険な節約を避ける
✔ 温度差を作らない
✔ 災害を想定して暖を確保する
これが何より重要です。
結論:
節約よりもまず「命を守る暖房」を優先する。これが冬の防災の基本です。
防災士として、寒さを軽く見ることはできません。冬は「体を冷やさないこと」が最大の防災であり、医療現場でも最も重視されるポイントです。

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