【防災士が解説】冬の“乾燥ストレス”が引き起こす3つの家庭リスク見えない危険こそ災害につながる

冬は寒さだけでなく、
湿度30%以下の“強い乾燥” が災害リスクを高めます。

今回はまだ触れていない切り口として、
「乾燥 × 家庭内の危険」についてまとめます。


■ ① 静電気による“引火”トラブル

乾燥が進むと静電気が発生しやすくなり
ガソリン携行缶・ストーブ付近・スプレー缶に触れた瞬間
「バチッ」→ 火花が引火
という事故が毎年起きています。

特に灯油タンクの給油時は注意。
給油前に必ず 金属部分に触れて放電 を。


■ ② 乾燥による“風邪・感染症リスク増加”

湿度40%を下回ると
ウイルスの生存時間が延び、
飛沫が軽くなり空気中に長く漂う。

これは「家庭内クラスター」の大きな原因。

防災的にも
家族全員の体調不良=避難困難
につながるため、湿度管理は命を守る行動。


■ ③ 木造住宅の“ひび割れ・収縮”による隙間風

冬の乾燥で床・柱・建具が収縮し、
ドアの隙間が空いたり、窓の気密性が低下する。

これが
・部屋の暖まりにくさ ・暖房代の急増 ・結露の悪化
につながる。

災害時の“在宅避難”を考えると、
家の保温力低下は致命的。


■ 冬の乾燥を和らげる簡単な対策

  • 洗濯物の室内干し
  • 鍋を使った“自然加湿”
  • 加湿器は“40〜60%”をキープ
  • 給油時は必ず静電気を逃がす
  • 木造住宅は隙間風対策テープを活用
  • プロパンガス暖房器具の換気を徹底

■ まとめ

冬の乾燥は
火災・感染症・住宅劣化 をまとめて進行させる“隠れ災害”。

乾燥は目に見えないため油断しがちですが、
湿度を40〜60%に保つだけで
家庭内のリスクは劇的に下がります。

今日からできる「小さな加湿対策」で、
冬の災害リスクを大幅に軽減しましょう。

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