【防災士が解説】冬の“体調不良”が増える本当の理由|寒さ・乾燥・気圧で体が弱る危険なメカニズム

冬は「なんとなく体調が悪い」「疲れやすい」「朝起きられない」という不調が急増する季節です。
防災士として災害時の体調管理に関わってきた経験から言うと、冬の体調不良は “放置すると危険” です。

なぜ冬に不調が増えるのか、その理由と予防策を解説します。


■① 冬は「自律神経」が一年で最も乱れやすい季節

冬は寒暖差が激しく、身体は体温を保つため常に負担を受けます。

● 気温差
● 気圧の変動
● 日照時間の短さ

これらが自律神経を乱し、倦怠感・頭痛・めまい・疲労感を引き起こします。


■② 乾燥が体調悪化の“隠れた原因”

湿度が30%以下になる冬は、呼吸器と皮膚が強いダメージを受けます。

● 喉の炎症
● 鼻の乾燥
● ウイルス侵入率アップ
● 睡眠の質が下がる

乾燥は免疫力を大きく低下させ、風邪やインフルの感染率も急上昇します。


■③ 冷えで血流が悪化し、全身に不調が出る

冬の寒さで血管が収縮すると、身体のあらゆる場所で不調が発生します。

● 肩こり
● 頭痛
● 腰痛
● むくみ
● 手足のしびれ

血流が悪くなると疲れが抜けず、朝起きても倦怠感が残ります。


■④ 冬の“隠れ脱水”が危険

気温が低い冬でも身体は水分を失っています。

● 暖房で乾燥
● 喉の渇きを感じにくい
● 呼吸で水分ロス
● 体温維持で水分を消費

脱水は頭痛・疲労感・集中力低下・便秘など多様な不調を引き起こします。


■⑤ 日照不足でメンタルが落ちやすくなる

冬は日照時間が短く、体内時計が乱れやすくなります。

● 睡眠の質が低下
● 気分が落ち込む
● やる気が出ない

“冬季うつ”が起こりやすいのもこの季節の特徴です。


■⑥ 免疫力が年間で最も下がる時期

寒さ・乾燥・ストレスが重なると免疫が低下し、体調不良が連鎖します。

● 風邪が治りにくい
● 喉の痛みが続く
● 胃腸炎になりやすい

特に災害時は免疫低下が命に直結します。


■⑦ 今日からできる“冬の体調管理”

誰でもすぐにできる予防策はこちらです。

● 室温は18〜20℃を維持
● 毎食で温かい汁物をとる
● 加湿器で湿度40〜60%
● 外出時は首・手首・足首を温める
● 就寝前に白湯を飲む
● 朝に自然光を浴びる
● ストレッチで血流を改善

これだけで冬の不調の7割は予防できます。


■⑧ 特に注意すべき“危険な体調サイン”

以下の症状がある場合は要注意です。

● 朝の強い頭痛
● 息苦しさ
● 強い倦怠感
● めまいが頻繁
● 胸が締め付けられる

冬は心臓・血管系のトラブルも増えるため、無理をせず早めの対処が必要です。


■まとめ|冬の体調不良は“積み重ね型の災害”と同じ

冬の不調は、
「寒さ × 乾燥 × 気圧 × 日照不足」が同時に襲う、見えない災害です。

結論:
冬の体調は、温める・潤す・整えるの3つを意識すれば必ず守れる。

防災士として現場を経験してきましたが、体調管理は防災の第一歩です。
日々の体調を守ることが、大切な人を守る力にもつながります。

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