冬の災害では、
発電機があっても「寒さ」は簡単に防げません。
被災地では何度も見ました。
発電機はあるのに、
使い方を誤って寒さと不安が増すケースです。
重要なのは、
発電機単体ではなく、防寒グッズと組み合わせることです。
■① 発電機は「熱を作る道具」ではない
まず大前提です。
発電機は、
- 電気を生む
- 生活を補助する
道具であって、
暖房そのものではありません。
被災地で失敗が多かったのは、
- 電気ヒーターに頼りすぎる
- 燃料がすぐ尽きる
- 発電機を止めると一気に寒くなる
という流れでした。
■② 基本は「着る・包む」で体温を守る
被災地で最も効果があった防寒は、
- 重ね着
- 毛布
- 寝袋
- アルミシート
発電機は、
- 照明
- 情報
- 最低限の補助
に使い、
体を温めるのは衣類と寝具が基本でした。
■③ 発電機×電気毛布は相性が良い
実用性が高かった組み合わせです。
- 消費電力が比較的低い
- 直接体を温められる
- 空間全体を暖めない
被災地では、
- 電気ストーブより
- 電気毛布・電気敷き毛布
の方が圧倒的に長持ちしました。
■④ 発電機×湯たんぽは最強クラス
意外ですが、
非常に評価が高かった組み合わせです。
- 発電機でお湯を沸かす
- 湯たんぽに注ぐ
- 布で包んで使用
メリットは、
- 電気を使わない
- 長時間温かい
- 子ども・高齢者に優しい
被災地では、
湯たんぽが奪い合いになるほどでした。
■⑤ 暖房器具は「短時間・集中使用」
発電機を使う暖房は、
- 朝の着替え
- 夜の就寝前
- 体が冷え切った時
だけに限定するのが鉄則です。
常時使用は、
- 燃料枯渇
- 機器トラブル
- 一酸化炭素事故
につながりました。
■⑥ 防寒グッズは「床対策」が最重要
寒さは下から来ます。
被災地で必須だったのは、
- 銀マット
- 段ボール
- 厚手の敷物
発電機で空気を温めても、
床が冷たいと体温は奪われ続けます。
■⑦ 子ども・高齢者は「局所保温」
被災地で意識したポイントです。
- 首
- 手首
- 足首
この3点を、
- ネックウォーマー
- 手袋
- 厚手の靴下
で守るだけで、
体感温度は大きく変わりました。
■⑧ 車中泊では発電機に頼らない
重要な注意点です。
車中泊での基本は、
- 寝袋
- 毛布
- 防寒着
発電機は、
- 充電
- 照明
のみ使用し、
車内暖房に使わないのが原則でした。
■⑨ 発電機停止後を想定する
被災地では必ず起きます。
- 燃料切れ
- 故障
- 使用制限
その時に、
- 防寒着
- 毛布
- 寝袋
がなければ、
一気に体力を奪われます。
■⑩ 今日できる最小行動
- 電気毛布の消費電力確認
- 湯たんぽを1つ用意
- 床用マットを防災用に確保
■⑪ まとめ
冬の災害で生き残る防寒は、
👉 発電機に頼りすぎない
👉 体を直接温める
👉 発電機停止後を想定する
被災地では、
「寒さ対策の主役は人」でした。
次は、
「冬の停電に備えた発電機の燃料補充・保存法」に進みます。

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