寒い時期の避難所生活では、体調管理の失敗が命に関わることもあります。現場経験を踏まえて、よくある失敗と対策を紹介します。
■①衣類の準備不足
- 厚着だけでなく、重ね着や調節可能な服が必要
- 帽子・手袋・靴下で末端の保温を忘れずに
令和6年能登半島地震の避難所では、軽装の高齢者が低体温症で体調を崩すケースが見られました。寒さ対策は最優先です。
■②寝具の不足
- 毛布や段ボールマットの確保
- 座布団・膝掛けで床冷え防止
体育館や広いホールでは床が冷たいまま。避難初期は床からの冷えで体温低下が起こりやすく、風邪や関節痛の原因になります。
■③体温管理の甘さ
- 食事・水分補給も保温の一部
- 適度な運動で血流を促す
寒い避難所では、座りっぱなしや食事不足による体温低下が多発。被災地での観察では、体調不良者のほとんどが食事・保温・移動のバランスを崩していました。
■まとめ|冬の避難所で失敗しないポイント
防寒対策と体温管理を最優先に、衣類・寝具・水分・食事のバランスを整えることが重要です。
防災士として現場経験から、これらを意識するだけで冬期避難所での健康トラブルを大幅に減らせることを確認しています。

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