女性防火クラブは、
家庭での火災予防の知識習得や、
地域全体の防火・防災意識の向上を目的として活動している
地域密着型の防災組織です。
令和6年4月1日現在、
全国で6,016団体、約88万人ものクラブ員が、
それぞれの地域で継続的に活動しています。
■① 女性防火クラブとは何か
女性防火クラブは、
「家庭」と「地域」をつなぐ防火・防災の担い手です。
日常生活に密着した視点から、
火災予防や防災対策を
無理なく、継続的に地域へ広げていく役割を担っています。
■② 火災予防を支える具体的な活動
女性防火クラブの中心的な活動の一つが、
火災予防に関する取組です。
・地域住民や児童・生徒への火災予防知識の普及
・防炎製品の啓発活動
・消火器の取扱い訓練の実演
といった実践的な活動を通じて、
火災を「起こさない」「広げない」力を地域に根付かせています。
■③ 住宅用火災警報器の普及に大きく貢献
住宅火災による被害軽減に欠かせないのが、
住宅用火災警報器です。
女性防火クラブでは、
・イベント等での設置呼び掛け
・地域での共同購入
・維持管理の啓発
など、きめ細かな活動が行われています。
このような草の根の取組が、
住宅火災による死者減少に直結しています。
■④ 平常時から地域防災力を高める活動
女性防火クラブの活動は、
火災予防にとどまりません。
平常時には、
・家具転倒防止の普及啓発
・応急救護訓練の実施
・消防団や自主防災組織と連携した防災訓練への参加
など、地震や災害全般に備える活動が行われています。
■⑤ 災害時に発揮される「地域力」
災害が発生した際、
女性防火クラブは現場で大きな力を発揮します。
・避難誘導の支援
・避難所での炊き出し支援
・被災者への生活支援
東日本大震災や、
令和6年能登半島地震においても、
多くのクラブが避難所支援や物資提供を行いました。
■⑥ 要配慮者を支える日常の見守り
高齢者や障がいのある方など、
避難行動要支援者への配慮も重要な役割です。
女性防火クラブでは、
・日常的な家庭訪問による防災点検
・災害時の避難誘導を想定した訓練
などを通じて、
「顔の見える支援体制」を築いています。
■⑦ 他団体との連携で広がる防災ネットワーク
女性防火クラブは単独で活動するのではなく、
他の主体との連携を重視しています。
現在、43道府県で
女性防火クラブ連絡協議会が設立され、
・クラブ間の情報交換
・合同研修
・合同防災訓練
などが行われています。
■⑧ 地域の関係機関との協働が強み
消防団、自主防災組織、
民生委員、社会福祉協議会などと連携し、
・合同訓練
・意見交換
・日常的な関係づくり
を行うことで、
災害時に迷わず協力できる体制が整えられています。
■⑨ 女性防火クラブが地域にもたらす価値
女性防火クラブの活動は、
防災力の向上だけでなく、
・地域コミュニティの活性化
・人と人とのつながりの強化
にも大きく寄与しています。
■⑩ 「自分たちの地域は自分たちで守る」
女性防火クラブは、
地域防災の重要な担い手です。
火災や災害は、
日頃の備えと人のつながりで被害を減らせます。
「自分たちの地域は自分たちで守る」
その思いの下、
より多くの方が女性防火クラブの活動を知り、
参加していくことが、
災害に強いまちづくりにつながります。

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