【防災士が解説】地域別ハザードマップ活用法|命を守る“自分の地域リスク”の読み解き方

防災は全国一律ではありません。

本当に大切なのは、
「自分の住んでいる地域」のリスクを知ることです。

そのための最強ツールが、
地域別ハザードマップです。


■① ハザードマップで確認すべき3項目

まず見るべきポイントは3つです。

  1. 洪水・浸水想定区域
  2. 土砂災害警戒区域
  3. 地震時の液状化・津波リスク

色が付いている場所だけでなく、
自宅が“境界線上”にないかも重要です。

境界はリスクがゼロという意味ではありません。


■② 自宅と職場・学校も確認する

自宅だけでは不十分です。

✔ 子どもの学校
✔ 職場
✔ 通学路・通勤路

被災地では、
「家は安全だったが、通学路が危険区域だった」
というケースを何度も見ました。

家族全員分の生活圏を確認してください。


■③ 想定浸水深の現実を理解する

例えば浸水深3m。

これは「1階完全水没レベル」です。

2mでも大人の胸の高さ。

数字を“高さ”に置き換えて考えると、
危険度が実感できます。


■④ 被災地で見た“誤解”

被災地派遣でよく聞いた言葉があります。

「うちは川から離れているから大丈夫」

しかし実際には、
内水氾濫で床上浸水していました。

ハザードマップを見ていなかった。
見ても理解していなかった。

それが被害を拡大させます。

防災士として伝えたいのは、
“安心するため”に見るのではなく、
“行動を決めるため”に見ることです。


■⑤ 家族会議で活用する方法

ハザードマップは一人で見るより、
家族で見る方が効果的です。

✔ ここが危ないね
✔ どこへ逃げる?
✔ 車は使う?徒歩?

会話することで、
判断の共有ができます。

これが「自律型避難」の第一歩です。


■まとめ

地域別ハザードマップは、
ただの地図ではありません。

それは、
“未来の被害を減らす設計図”です。

一度見るだけで終わらせず、
行動に落とし込む。

それが、
命を守る活用法です。

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