防災は、
「見る学習」と相性が良い分野です。
特に子どもは、
文章よりも映像のほうが理解しやすい。
ただし、
使い方を間違えると不安を煽るだけになります。
今日は、
子ども向け防災動画の正しい活用法を解説します。
■① なぜ動画が効果的なのか
✔ 地震の揺れ方を視覚で理解できる
✔ 津波のスピードを体感的に学べる
✔ 避難姿勢を真似できる
映像は「疑似体験」です。
疑似体験があるかどうかで、
初動の速さは大きく変わります。
■② 選ぶべき動画の条件
子ども向けに適しているのは、
・イラストやアニメ形式
・解説が穏やか
・行動を具体的に示している
・時間が短い(5分以内)
逆に、
実際の被災映像をそのまま見せるのは慎重に。
恐怖が先行すると、
学びにならない場合があります。
■③ 見せ方のポイント
動画は「見せて終わり」にしない。
✔ 見た後に質問する
✔ 家で実践してみる
✔ 家族で避難経路を確認する
動画は“きっかけ”です。
行動につなげて初めて意味があります。
■④ 被災地で感じた「体験の差」
被災地派遣の際、
子どもたちの反応を見てきました。
防災教育を受けている子は、
揺れに対して自然に身を守る動きができる。
一方、
初めて体験する子は、
何もできずに立ち尽くすことが多い。
映像教育でも、
その差は縮まります。
知っていることは、
心の安定につながります。
■⑤ やらなくていいこと
・恐怖映像の連続視聴
・過度な災害シミュレーション
子どもに必要なのは、
「怖さ」ではなく「対処法」です。
■まとめ
防災動画は、
正しく使えば命を守る教材になります。
見る → 話す → 実践する。
この流れを作ることで、
子どもの中に“自分で守る力”が育ちます。

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