【防災士が解説】家庭でAIを防災計画に活かす方法|スマホ5分で「家族の動き」が決まる

日常の防災(季節・生活・車・家庭)

難しい設定や専門知識は不要です。
スマホで5分、“家族の動き”が1つ決まるだけで防災は前に進みます。

「やらなきゃと思っているけど、何から?」
その“最初の一歩”を軽くするために、AIを家庭防災の補助輪として使う方法を具体例つきで紹介します。


■①AIは“答え”ではなく“たたき台”|家族会議が10分で終わる

AIは正解を出す機械ではありません。
話し合いの叩き台を10分で作ってくれる道具です。

例えばこんな依頼。

「家族4人、夜間地震想定。発生から5分間の行動を時系列で作って。」

すると、

・父:ブレーカー確認
・母:子どもを集合
・長男:懐中電灯確保
・次男:玄関靴準備

といった形で“役割案”が出ます。

被災地派遣で実感したのは、
「話していたけど、決めていなかった」家庭ほど動きが止まるという事実です。

AIは“決めきるきっかけ”を作る存在です。


■②避難経路は2本作る|安心度が一段上がる

避難所名だけ覚えていても不十分です。
ルートが決まると、迷いが消えます。

具体例:

・メイン:大通り経由10分
・予備:裏道+公園経由12分

目印を3つ決めるだけでも効果的です。

例:
「セブンの角を左」「緑の歩道橋」「〇〇公園」

AIへの依頼例:
「自宅から〇〇小学校まで、危険を避けた徒歩ルート案を文章で説明して。」

現場で多かった誤解は
「避難所=安全」という思い込み。

実際は移動中の転倒や倒壊物がリスクになります。


■③集合場所は“半径200m以内”|子どもでも覚えられる

「学校が避難所」と決めていても、
子どもが一人のときはそこまで行けません。

おすすめは2段階。

①自宅近くの一次集合(例:向かいの公園)
②状況が落ち着いてから避難所

AI依頼例:
「通信不能時の家族合流ルールを簡潔にまとめて。」

具体例:

・10分待つ
・来なければ学校へ
・連絡は171優先

“何分待つか”まで決めると迷いが減ります。


■④物資棚卸しは“冷蔵庫と洗面所”から|意外と足りている

買い足しより先に、家を見ます。

冷蔵庫:
・水2L×4本
・冷凍うどん
・保冷剤

洗面所:
・マスク
・ウェットティッシュ
・常備薬

AIへの依頼例:
「家族4人、冬72時間停電。不足しがちな物を優先順位つきで。」

行政側が言いにくい本音ですが、
避難所は“快適な生活保証”の場所ではありません。

自宅で耐える力=自律型避難の力が、生活の質を守ります。


■⑤役割分担を紙1枚に|家族が“迷わない状態”を作る

実例:

地震発生
→ 父:ガス停止
→ 母:子ども確認
→ 長男:懐中電灯
→ 次男:玄関靴

この1枚があるだけで、動きは全く違います。

防災士として現場で多かった失敗は
「全員が様子を見る」こと。

役割が決まっている家庭は初動が速いです。


■⑥5分訓練を台本化|やってみると自信がつく

AI依頼例:
「夜間地震5分訓練の台本を作って。」

声かけ例まで出力させると、実行しやすくなります。

・地震です!
・ライト持って集合!
・靴履いて出口確認!

5分で十分です。


■⑦AI利用の注意|依存せず、確認する

・避難所情報は自治体サイトで確認
・通行止めはリアルタイム優先
・個人情報は入れすぎない

AIは補助輪。
ハンドルはあなたです。


■⑧今日やる3つ|“決まった感”を作る

全部やらなくてOK。

今日やるのはこの3つ。

  1. 一次集合場所を決める
  2. 役割を1つずつ決める
  3. 家の水本数を確認する

“1つ決まる”だけで、防災は前進です。


■まとめ|防災は「完璧」より「決めた」

AIは万能ではありません。
でも、迷いを減らす力はあります。

結論:
防災は「準備量」より「決定量」。

被災地派遣やLO業務で何度も見たのは、
“決めていた家庭”が落ち着いていた現実でした。

まずは、とりあえず1つからでOK。
今日5分、スマホで決めてみましょう。

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