年末年始は大掃除や年賀状作りなど、家族が集まるタイミング。防災のチェックポイントをこの機会に見直すことが大切です。
■① 南海トラフ巨大地震のリスク
南海トラフ沿いでは今後30年以内にM8~9の巨大地震が60~90%の確率で発生すると予測され、最大震度は7。津波は10m以上に達し、死者は最大29万8000人と想定されています。特に冬の深夜は在宅率が高く、被害が最大になる可能性があります。
■② 自宅の備えチェック
家具の固定、ガラスの飛散防止、発災後の1週間分の備蓄、家族の安否確認方法や避難経路の確認など、基本的な備えを再確認しましょう。
■③ 冬場の防災バッグ見直し
防災バッグには、寒さ対策(カイロ、アルミシート、起毛靴下、ブランケット、機能性下着)や感染症対策(マスク、消毒液、除菌シート、スリッパ)を入れておくことが重要です。衣替えのタイミングで入れ替えると効率的です。
■④ 大掃除での防災ポイント
家具の固定状態を確認し、重いものは下、軽いものは上に配置。ストーブ周りの可燃物は撤去し、コンセントやプラグ、コンロの油汚れもチェックしましょう。大掃除は防災の見直しにも活用できます。
■⑤ ローリングストックで食料管理
年末の買い出し前に在庫や賞味期限を確認。普段食べている食品を備蓄として管理することで、災害時でも安心です。日用品も消費量を考えながら補充しましょう。
■⑥ 年賀状を活用した家族カード
年賀状1枚で家族カードを作ることが可能です。家族の名前、生年月日、血液型、携帯番号、アレルギー情報などを記入しておけば、スマホの電池が切れても緊急時の情報として役立ちます。
■⑦ 子どもにも携帯できる防災バッグ
子ども用には最小限の防災バッグを用意。自ら背負って逃げられる量にして、災害時の自律型避難を意識しましょう。
■⑧ 年末年始にできる簡単防災
大掃除や年賀状作り、買い物のついでに防災を意識するだけで、家族全体の備えが整います。話し合いを通じて、家族全員で防災意識を共有することが大切です。
■まとめ|年末年始は“ついで防災”のチャンス
結論:
大掃除や年賀状、買い物のついでに自宅と防災バッグをチェックし、寒さ・感染症・備蓄・家族カードなどを整備することで、南海トラフ巨大地震の冬の深夜リスクに備えられる。
防災士として現場経験からも、身近な行動の積み重ねが災害時の安全につながります。

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