【防災士が解説】本格的な冬を前に見直そう!“非常用持ち出しバッグの衣替え”で寒さに負けない備えを

夏から秋をほとんど感じないまま、急に冬が訪れる年が増えています。
衣替えが必要なように、防災用品にも季節ごとの“衣替え”が必要です。

特に冬は、災害時に「寒さ」が命に関わるリスクになります。
今回は、防災バッグを冬仕様に切り替えるためのポイントと、実体験から本当に役立つ寒さ対策アイテムを紹介します。


■冬の防災で最優先なのは「体の熱を逃がさないこと」

冬の避難では、暖房のない避難所や停電した自宅で長時間過ごすこともあります。
その際に重要なのが “頭・首・足先” を冷やさないこと。

ここが冷えると体温が一気に奪われ、体調悪化につながります。

冬バッグに必ず入れておきたい三種の神器
● ニット帽
● ネックウォーマー
● 厚手靴下

これらは軽くてかさばらず、1つ入れておくだけで体感温度が大きく変わります。


■成長に合わせて「毎年の点検」が必須

とくに子どもは成長が早いため、
● 去年の靴下が小さい
● 帽子のサイズが合わない
● 防寒着が着られない

などがよくあります。

衣替えのタイミングで
家族全員の防災バッグを開けて点検する習慣
をつけることが、防災力を高める一番の近道です。


■大判ストールは“冬の万能防災アイテム”

冬用の持ち出しアイテムとして特におすすめなのが 大判ストール

1枚で何役も使えます。
● マフラー
● ブランケット
● ひざ掛け
● 肩掛け
● 赤ちゃんのおくるみ

柔らかい素材であれば、軽量&コンパクトで防災バッグに入れても場所を取りません。


■東日本大震災で実感した「防寒の重要性」

私自身、東日本大震災で屋外に避難した際、防寒具がなく1時間の避難中に強い寒さを経験しました。
ストールを肩に巻くだけでも体感温度が変わり、寒さから身を守る効果を強く実感しました。

その経験から、
● 防災バッグに大判ストール
● 車の中にも予備のストール

を必ず入れるようにしています。


■冬仕様の防災バッグに追加すべきアイテム例

● ニット帽・手袋・ネックウォーマー
● 厚手靴下(替え含む)
● 大判ストール or フリースブランケット
● カイロ(貼るタイプ・貼らないタイプ)
● アルミシート
● 湯たんぽ(軽量タイプ)
● 保温ボトル
● 防水シート(床冷え防止)

冬の災害は「寒さ対策」が命を守る第一歩。
たった一枚の防寒具が、過酷な環境であなたと家族の体温を守ります。


■まとめ|衣替えは“防災バッグの見直し”の合図

● 冬は冷えから命を守ることが最優先
● 三種の神器(帽子・首・靴下)は必須
● 大判ストールは万能でコンパクト
● 子どもの成長にあわせて毎年点検
● 車にも防寒アイテムを備えておく

季節が変わったら「防災用品も衣替えする」。
この小さな習慣が、冬の災害への強い備えになります。

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