梅雨の時期に地震が起き、避難所生活が始まると、最初に大きな問題になるのがトイレです。湿気と気温の上昇が重なり、臭い・不衛生・感染リスクが一気に高まります。事前の備えと使い方次第で、避難所生活の負担は大きく変わります。
■① 梅雨の避難所トイレは環境が悪化しやすい
湿度が高いと臭いがこもり、床や便器周りも乾きにくくなります。清掃が追いつかないと、不快感が一気に広がります。
■② 水洗トイレが使えない可能性を前提にする
地震で断水が起きると、水洗トイレは使えません。梅雨時は復旧が遅れやすく、長期化を想定した備えが必要です。
■③ 簡易トイレは「人数×日数」で準備
1人1日5回を目安に、最低3日分、できれば7日分を確保します。梅雨は外に出にくく、使用回数が増えやすい点も考慮します。
■④ 凝固剤と防臭袋は必須
湿気があると臭いが強くなります。凝固剤と厚手の防臭袋をセットで使うことで、トイレ周辺の環境を保ちやすくなります。
■⑤ 床の濡れ・滑り対策を忘れない
雨で靴底が濡れたまま使うと、転倒事故が起きやすくなります。吸水マットや段ボールで足元を整えます。
■⑥ 手洗いができない前提で衛生管理
断水時は手洗いが困難になります。アルコール消毒、ウェットティッシュ、使い捨て手袋を組み合わせて対応します。
■⑦ 夜間・雨天時の照明確保
梅雨時は日没が早く、暗い中でのトイレ移動は危険です。足元を照らすライトを常備します。
■⑧ 子ども・高齢者は特に配慮が必要
トイレを我慢して体調を崩すケースが多く見られます。行きやすさ・使いやすさの確保が重要です。
■⑨ 在宅避難・車中避難でも同じ備えが必要
避難所に行かなくても、トイレ問題は必ず発生します。自宅・車内用にも簡易トイレを準備しておきます。
■まとめ|梅雨の避難所トイレは「量と管理」が鍵
梅雨時のトイレ問題は、精神的ストレスを大きく左右します。
結論:
簡易トイレは多めに、臭いと衛生対策まで含めて備える。
現場で多かったのは「数は足りているが、臭い対策が不十分で使えなくなる」ケースです。トイレ対策は、命と尊厳を守る備えです。

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