梅雨の時期に地震が起きると、避難所では雨水の持ち込みや結露、床面の湿り気によって「水濡れ」が起こりやすくなります。水濡れは荷物の劣化だけでなく、体調不良や衛生悪化の原因にもなるため、初動からの対策が重要です。
■① 梅雨の避難所で水濡れが起きやすい理由
濡れた靴や傘の持ち込み、出入口付近の雨水、換気不足による結露などが重なり、床や荷物が湿りやすくなります。
■② 水濡れは生活トラブルの引き金になる
衣類・寝具・食料が濡れると不快感が増し、冷えや体調不良につながります。特に長時間の避難では影響が大きくなります。
■③ 荷物は必ず床から浮かせる
レジャーシート、段ボール、簡易すのこなどを使い、直接床に置かない工夫が基本です。わずかな高さでも効果があります。
■④ 防水袋・ビニール袋を使い分ける
着替え、タオル、電子機器などは防水袋に入れて保管します。用途別に袋を分けると、濡れた物の混在を防げます。
■⑤ 出入口付近を避けてスペースを確保する
雨水が集まりやすい場所は避け、できるだけ内側・風通しの良い位置に荷物を配置します。
■⑥ 濡れた物は「乾かす前提」で管理する
濡れた衣類や靴は密閉せず、通気性を確保して保管します。乾かせない場合は他の荷物と隔離します。
■⑦ 就寝環境の水濡れを防ぐ
寝具の下にシートを敷く、壁際を避けるなど、結露や床面の湿気を想定した配置が重要です。
■⑧ 早めの対処が被害拡大を防ぐ
小さな水濡れでも放置すると悪化します。気づいた段階で拭き取り、配置変更を行うことが効果的です。
■まとめ|水濡れ防止は避難生活の質を守る基本
梅雨時の避難所では、水を「持ち込まない・溜めない・分ける」意識が重要です。
結論:
水濡れ防止は、荷物管理と配置の工夫だけでも大きく改善できる。
現場で見てきた中でも、事前に防水対策をしていた人ほど、避難生活の負担が少なく済んでいました。小さな備えが、安心につながります。

コメント