正月太りは見た目や健康の問題だけと思われがちですが、防災の視点では「動けない体」をつくるリスクでもあります。冬は災害が起きやすい季節でもあり、体重増加や体力低下は避難行動や判断力に直結します。
■① 正月太りが起きやすい本当の理由
年末年始は食事量が増える一方で、寒さや休暇によって活動量が一気に減ります。この「摂取過多+運動不足」の組み合わせが、短期間で体重を増やす原因になります。
■② 冬の体重増加は「動けない体」をつくる
体重が増えると、階段の昇降や長距離移動がつらくなります。災害時の避難では、素早く移動する体力と持久力が必要になるため、正月太りは行動力を奪う要因になります。
■③ 判断力を鈍らせる生活リズムの乱れ
食べ過ぎや夜更かしが続くと、睡眠の質が下がり、判断力も低下します。災害時は一瞬の判断が命を左右するため、生活リズムの乱れは軽視できません。
■④ 正月太りと低体温・寒さ耐性の関係
一見、脂肪が増えると寒さに強くなると思われがちですが、実際には筋肉量が落ちることで体温調整能力が下がるケースもあります。体を動かさない生活は、寒さへの耐性を弱めます。
■⑤ 食事制限より「動く習慣」が最優先
正月太り対策で極端な食事制限をすると、体力が落ちて逆効果になります。まずは歩く、階段を使う、軽く体を動かすなど、日常の活動量を戻すことが重要です。
■⑥ 冬こそ「災害を想定した体づくり」
避難所生活や雪道歩行を想定すると、下半身の筋力と持久力が重要になります。短時間でも毎日体を動かすことが、防災につながる体づくりになります。
■⑦ 正月明けにやりたい現実的リセット法
いきなり元に戻そうとせず、間食を減らす、夜遅い食事を控える、1日10分多く動くなど、小さな修正を積み重ねることが継続のコツです。
■⑧ 家族全員で取り組むと続きやすい
家族で散歩する、買い物は徒歩で行くなど、日常行動に運動を組み込むと無理なく続きます。家庭全体の防災力向上にもつながります。
■まとめ|正月太りは「災害対応力」も下げる
体重管理は健康だけでなく、災害時に動ける体を維持するための備えでもあります。
結論:
正月太り対策は「動ける体」を取り戻す防災行動
防災士として、体力不足で避難が遅れたケースを見てきました。冬こそ体を動かし、非常時に動ける体を維持することが命を守ります。

コメント