■① 処遇改善の柱
消防庁は消防団員の報酬・手当の見直しと、支給方法の個人化を中心に処遇改善を推進しています。これにより、活動実態に応じた公平な報酬体系の確立を目指しています。
■② 主要な改善策
- 年額報酬の標準額を月額8,000円(年間96,000円)以上に設定
- 出動報酬の導入を市町村に要請
- 退職報償金の引き上げ(勤続年数区分追加)
- マイカー共済制度の開始
令和4年以降は約7割の市町村が基準を満たすようになっています。
■③ 背景と現状
団員数の減少(80万人割れ)や災害の激甚化を受け、令和2年から「消防団員の処遇等に関する検討会」を開催。個人直接支給の義務化により、家族理解の促進や入団意欲向上を図っています。令和7年現在も女性団員環境整備や広報強化を組み合わせ、確保策を進めています。
■④ 運用実態
市町村条例改正が進む一方、低額支給の自治体には国・都道府県が支援を要請。処遇改善は士気向上や入団促進に効果があり、災害時の地域防災力強化にもつながっています。

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