災害時のトイレ備蓄で最も多い質問が「何回分あれば足りるのか?」です。被災地派遣やLOとして避難所運営に関わった際、トイレ不足は必ず問題になりました。使用回数の目安を知らないと、備えが一気に破綻します。
■① 災害時のトイレ使用回数の基本目安
一般的な目安は以下です。
・大人:1日5〜7回
・子ども:1日6〜8回
・高齢者:個人差が大きい
これは「最低限」の想定です。
■② なぜ災害時は回数が増えやすいのか
現場で多かった理由です。
・不安による頻尿
・冷えによる排尿増加
・食事内容の変化
平常時より増える前提が必要です。
■③ 家庭備蓄で考えるべき日数
自宅避難・避難所待機を想定すると、
・最低3日
・可能なら7日
3日分では足りなかった事例を何度も見ました。
■④ 家族構成別の使用回数シミュレーション
例として4人家族の場合。
・1日:約25回
・3日:約75回
・7日:約175回
人数×日数で具体化すると不足に気づきます。
■⑤ 避難所でのトイレ回数の実態
避難所では、
・行列を避けて我慢する
・夜間に使用を控える
結果として体調不良が増えていました。
■⑥ 回数不足が引き起こす健康リスク
回数を我慢すると、
・脱水症状
・便秘
・膀胱炎
医療支援が追いつかない現場では深刻でした。
■⑦ 回数を減らす工夫と限界
工夫は可能ですが限界があります。
・水分調整
・使用時間の分散
「減らす前提」は危険です。
■⑧ 現場で多かった備蓄ミス
被災地で目立った失敗です。
・人数分だけ備える
・日数を考えない
・来援を過信する
初動72時間は自力が前提です。
■まとめ|回数目安を知ることが備えの第一歩
災害トイレは「感覚」ではなく「回数」で備える必要があります。
結論:
トイレ備蓄は人数×日数×1日回数で考える
防災士として、回数を具体化して備えている家庭ほど災害時に落ち着いて行動できていました。

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