災害時のスマホは「命のツール」です。
地震・台風・豪雨・大規模停電……どんな状況でも
“つながるかどうか” が、避難・安否確認・情報収集を左右します。
そこで今、自治体職員・消防関係者・災害ボランティアの間で
最強の通信対策として注目されているのが デュアルSIM。
1台のスマホに2つの回線を入れておくことで
“つながらない”という最悪の状況を限りなくゼロに近づけられます。
■① デュアルSIMとは?
スマホに 2つの別回線(SIM)を同時に入れられる仕組み のこと。
- 例:
メイン → 格安SIM(月額980円)
サブ → ドコモ or au(災害に強い回線)
→ 1つの回線が止まっても、もう一方で通信ができる。
災害時にもっとも強い“通信の保険”と言えます。
■② なぜ災害時にデュアルSIMが強いのか?
災害では必ず通信障害や混雑が起きます。
- 地震で基地局が倒れる
- 豪雨で電源が落ちる
- 人が一斉に通信してパンク
- 格安SIMが優先度低くて遅延する
→ 1つしか回線がない人は一発アウト。 2つある人はどちらかが生きる可能性が高い。
実際の被災地では、
「ドコモだけつながる」「auだけ繋がる」「ソフトバンクだけ復旧した」
というケースが毎回起こります。
■③ 大手キャリアと格安SIM、どちらを入れるべき?
結論:
“大手キャリア × 安い格安SIM” の組み合わせが最強。
● メイン:格安SIM(普段使い)
● サブ:ドコモ or au の低容量プラン(災害用)
理由:
- 大手キャリアは災害時の回線安定性が圧倒的
- 格安SIMは平常時のコスパが最強
- 2つ入れても月+500〜1,000円で済む
- 通話は大手回線が安定していることが多い
消防・自治体職員が実際に使う構成です。
■④ デュアルSIMのメリット
✔ 通信障害に強い
片方が死んでも、もう片方が生き残る。
✔ 災害情報の遅延が少ない
緊急速報・避難指示が確実に届く。
✔ LINE・家族連絡が途切れない
安否確認は命に直結。
✔ 避難所でも“つながる確率”が倍以上
避難所は回線混雑しやすい → 回線が多い人が圧倒的に有利。
■⑤ どんなスマホがデュアルSIMに対応している?
いまの多くの機種は対応。
- iPhone(XS以降はeSIM+物理SIMが可能)
- Android(2SIMスロット or eSIM対応機多数)
特に iPhoneはデュアルSIM運用が簡単で安定 しています。
■⑥ おすすめの回線組み合わせ
● 最強構成
- メイン:楽天モバイル or povo(安い)
- サブ:ドコモ(災害に最強)
● コスパ最強
- メイン:IIJ、mineo
- サブ:auのpovo(0円維持OK)
● au圏で安心したい人
- メイン:UQ
- サブ:ドコモの低容量プラン
■⑦ 災害時の運用テクニック
- 両方の回線をONにし「自動切替」を使う
- 電池を節約するため低電力モードも併用
- 通信不可時は「データ回線の手動切り替え」を試す
- Wi-Fi(00000JAPAN)が出たら即接続
災害時は「繋がりにくさ」が数時間〜数日続きます。
回線を切り替えながら粘ることが大切。
■⑧ デュアルSIM+モバイルバッテリーはセットで必須
どれだけ回線が強くても、
バッテリーが切れたらスマホはただの板。
必須アイテム:
- 20,000mAh以上のモバイルバッテリー
- USB-C急速充電ケーブル
- 車載充電器(停電時の命綱)
停電が長引いた熊本地震・能登半島地震でも、
“充電できない”が最大のストレス になりました。
■まとめ|デュアルSIMは“災害時の生命線”
災害時に大切なのは
「スマホをどれだけ確実につなげるか」。
デュアルSIMはそのための最強ツールです。
- ✔ 回線ダウンのリスクを2分の1にできる
- ✔ 格安SIMの弱点を補える
- ✔ 大手回線の安心を月数百円で持てる
- ✔ 避難所・被災地で通信確保率が圧倒的に上がる
結論:
“デュアルSIMは防災の標準装備”。 防災士としても、全員におすすめしたいレベルの必須対策です。

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