【防災士が解説】災害時に広がる情報の真偽 Nintendo Switchは充電器になるのか

災害時には、善意や体験談からさまざまな情報が一気に拡散されます。能登半島地震の際にも、「Nintendo Switchがスマホの充電器になる」という情報が注目を集めました。非常時こそ冷静な判断が必要です。この話題を防災の視点で整理します。


■① 災害時に広がった「Switch充電器説」

避難生活の中で、スマートフォンの充電は生命線になります。その不安から、「手元にあるゲーム機で充電できる」という情報は急速に拡散しました。実際に試したという声も多く見られました。


■② 本当に充電できるのかという疑問

一部の機種では、条件次第でスマートフォンに電力が流れるケースがあるようです。しかし、これは正式に想定された使い方ではありません。


■③ 任天堂の公式見解

任天堂は、Switchをモバイルバッテリーとして使用することを推奨していません。
機種や状況によっては、スマートフォンが充電されるどころか、逆にSwitch側が充電されてしまう場合もあるとしています。


■④ 非常時ほど「非推奨行為」はリスクになる

Switchは本来、ゲーム機として設計された精密機器です。非常時に無理な使い方をすると、本体のバッテリーを消耗させたり、故障につながる恐れがあります。


■⑤ 情報が錯綜する災害時の落とし穴

災害時は、正しい情報と不確かな情報が混在します。「みんなが言っているから」「実際にできた人がいるから」という理由だけで判断するのは危険です。


■⑥ 防災で本当に必要な電源対策

災害対策として頼るべきなのは、モバイルバッテリーや乾電池式充電器、車の電源など、想定された電源確保手段です。娯楽機器を代用する発想は、最後の手段に留めるべきです。


■⑦ やらなくていい防災の考え方

非常時だからといって、非公式な使い方に頼る必要はありません。確実性の低い方法に賭けるより、確実に機能する備えを優先することが重要です。


■⑧ 今日できる最小の備え

手元のモバイルバッテリーが本当に使えるか、一度充電・確認してみてください。
「使えるつもり」ではなく「確実に使える」状態にしておくことが、災害時の不安を大きく減らします。


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