算数の問題には、正解があります。条件が同じなら、誰が解いても同じ答えにたどり着きます。しかし防災には、その「正解」が存在しません。災害は毎回条件が違い、人も環境も同じではないからです。だからこそ、防災では日々の訓練が欠かせません。
■① 算数は条件が固定されている
問題文、数字、ルール。
算数は条件が変わらない世界です。
答えは一つで、再現性があります。
■② 防災は条件が毎回変わる
時間、場所、天候、人数、体調。
災害は一つとして同じ状況がありません。
昨日の正解が、今日は通用しないこともあります。
■③ 防災に「正解探し」は危険
マニュアル通りに動こうとして、
状況に合わず止まってしまう。
現場では、このケースを何度も見てきました。
■④ 必要なのは答えではなく判断力
防災で問われるのは、
「今、何を優先するか」
「どこまでやるか」
という判断です。
■⑤ 判断力は座学だけでは育たない
頭で理解していても、
実際の場面では体が動かないことがあります。
だから訓練が必要になります。
■⑥ 訓練は「正解を当てる場」ではない
うまくいかなくていい。
迷っていい。
訓練の価値は、失敗を経験できることにあります。
■⑦ 日々の訓練が引き出しを増やす
経験が増えるほど、
「この状況なら、あの時のやり方が使える」
という引き出しが増えていきます。
■⑧ 正解が無いから、備え続ける
防災に終わりはありません。
状況が変わる限り、考え続け、訓練し続ける必要があります。
■まとめ|防災は考え続ける力を鍛える
防災は、答えを覚える学問ではありません。
結論:
防災に答えが無いからこそ、日々の訓練で判断力を磨き続ける必要がある
防災士として、訓練を重ねてきた人ほど、災害時に「正解を探す」のではなく、「今できる最善」を選べていました。
防災とは、答えを知ることではなく、答えを作り続ける力を育てることです。

コメント