【防災士が解説】自律型避難を社員で考える|昼間の災害に強い職場をつくる

災害は、必ずしも自宅にいる時間に起きるとは限りません。実際には、昼間の多くの時間を過ごす「職場」で被災する可能性が高いのが現実です。だからこそ、社員一人ひとりが自律的に動ける体制づくりが重要になります。


■① 職場は昼間の「生活拠点」

通勤中、業務中、来客対応中。
職場は、最も人が集中し、動きが制限されやすい場所です。


■② 指示待ち体制は初動を遅らせる

上司の判断を待つ、連絡を待つ。
この時間が、被害を拡大させることがあります。


■③ 自律型避難は業務停止を前提に考える

「仕事を続ける」より、
「まず命と安全を守る」。
この共通認識が、判断を早くします。


■④ 役職に関係なく動ける仕組み

管理職が不在でも回る体制。
誰でも声を出し、判断できる空気が必要です。


■⑤ 社内にある物を防災資源として見る

机、段ボール、毛布、パーテーション。
業務用品は、そのまま避難環境づくりに使えます。


■⑥ 社員同士の「顔が見える関係」が鍵

誰がどこにいるか、誰が支援が必要か。
日頃の関係性が、自律型避難を支えます。


■⑦ 訓練は短時間・実務に近く

大規模訓練でなくていい。
業務時間内にできる小さな想定訓練が効果的です。


■⑧ 社員の自律性は会社の強さになる

社員が自律的に動ける会社は、
災害後の立ち上がりも早くなります。


■まとめ|社員の自律が職場を守る

企業防災は、マニュアルだけでは機能しません。

結論:
自律型避難を社員で考えることが、昼間の災害に最も強い職場をつくる

防災士として、社員一人ひとりが自律型避難を理解していた職場ほど、混乱が少なく、安全確保と再開の判断が早かった現場を見てきました。
自律型避難は、
社員を守り、
会社を守る力です。

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