【防災士が解説】観光地は防災アプリを入れてないと危険|迷う前に現在地で使える物が助かる

桜の季節は、観光地に人が一気に集まります。
きれいな景色を楽しめる反面、土地勘がない場所、人混み、通信の混雑、外国人観光客の増加が重なるので、災害時はふだん以上に判断が遅れやすくなります。

結論から言うと、桜の季節の観光地は、防災アプリを入れていないと危険で、「今いる場所」で使える情報を先に持つ方が助かるです。
観光地では、「何が起きたか」だけでなく「自分は今どこにいて、どう動くか」が分からなくなることが多いからです。

■① 危ないのは「観光地なら案内がある」と考えることです

観光地には案内板やスタッフがいることもあります。
でも災害時は、

  • 人が一斉に動く
  • 放送が聞き取りにくい
  • 土地勘がない
  • 外国語対応に差がある
  • スマホ検索だけでは間に合わない

ということが起きます。

つまり、観光地では「現地で教えてもらう前提」より、自分の端末で最低限の情報を取れる前提の方が助かります。

■② 助かる判断基準は「現在地で警報を受け取れるか」です

観光地で一番使いやすい判断基準はこれです。

今いる場所の警報や避難情報を、自分のスマホで受け取れるか。

ここが弱いと、かなり不利です。

  • 周囲が騒がしくて放送が聞こえない
  • どの情報が自分に関係あるか分からない
  • 移動先で状況が変わる
  • 同行者と情報差が出る

防災アプリ活用術で大事なのは、情報量より現在地に合った通知を受けられることです。

■③ 一番失敗しにくいのは「観光前に1つ入れておくこと」です

元消防職員として言うと、観光地で強いのは、現地で慌てて探すより行く前に1つ固定しておくことです。

  • 事前に入れておく
  • 通知を許可しておく
  • 画面を少し見て使い方を知っておく

これだけでも違います。

春の観光地は「あとで入れよう」が一番弱いです。
人混みの中では、ダウンロードや設定すら面倒になります。

■④ 危ないのは「地図アプリだけで何とかなる」と考えることです

ふだんは地図アプリで十分です。
でも災害時に必要なのは、

  • 警報
  • 避難行動の判断
  • 多言語情報
  • 周囲に助けを求める手段

まで含まれます。

つまり、観光地の防災アプリ活用術は、道案内だけでなく災害時の判断補助まで見ておくことが大事です。

■⑤ 桜の季節は「人混み+土地勘のなさ」で判断が遅れやすいです

春の観光地は、

  • 普段行かない場所
  • 駅から人の流れに乗る
  • 川沿い、公園、名所周辺に集中する
  • 帰りの時間に混雑する

という特徴があります。

この時に地震、強風、急な天候悪化が起きると、
「どこへ行けばいいか分からない」
が一気に起きやすいです。

だから春の観光地では、防災アプリは詳しい人向けではなく、土地勘のない人ほど必要です。

■⑥ 被災地で多かったのは「情報がない」より「情報を使えない」ことです

被災地派遣やLOの経験でも多かったのは、

  • 情報は出ている
  • でも自分に関係あるか分からない
  • 場所が分からない
  • 動き方が決められない

という状態でした。

観光地でも同じで、
情報を見つけることより、自分の行動に落とせること
の方が重要です。

■⑦ 助かるのは「同行者全員で同じ物を入れること」です

家族や友人で観光するなら、

  • 誰か1人だけ入れる
  • 詳しい人だけ見る

より、

  • みんな同じ物を入れる
  • 少なくとも2人は見られる

方が強いです。

春の人混みでは、はぐれることもあります。
その時、防災アプリが1人だけだとかなり弱いです。

■⑧ 今日やるなら「観光前の3点確認」が正解です

今日すぐやるなら、ここだけで十分です。

  • 防災アプリを1つ入れる
  • 通知をONにする
  • 同行者にも共有する

大事なのは、たくさん入れることより観光前に1つ使える状態へしておくことです。

■まとめ

桜の季節に増える観光地では、防災アプリを入れていないと危険です。
特に土地勘がない場所、人混み、外国人観光客が多い場所では、災害時の判断が遅れやすくなります。

判断基準は、「有名な場所か」ではなく「現在地で警報と行動情報を受け取れるか」です。
桜の季節の観光地では、迷ってから探すより、行く前に1つ防災アプリを入れておく方が助かります。

観光庁|訪日外国人旅行者用災害時に役立つツール(Safety tips)

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