【防災士が解説】避難所で“冬に体調を崩す人”が多い理由|寒さ対策の最重要ポイント

避難所生活では、夏よりも冬のほうが体調を崩す人が圧倒的に多いのをご存じですか?
寒さによる体温低下、乾燥、睡眠不足、持病の悪化など、冬の避難所は命に関わるリスクが高まります。ここでは、冬の避難所で体調を守るための重要ポイントを解説します。


■ 冬の避難所で体調を崩す理由

● 床が冷たい(体育館は特に冷え込む)
● 毛布不足で体温が下がる
● 乾燥で喉を痛める
● 睡眠の質が下がる
● トイレが寒い&遠い
● 持病が悪化しやすい

特に高齢者・子どもは「低体温症」のリスクが高いです。


■ 最優先は“寒さから身を守ること”

● ダウン・フリース・カイロを多めに
● アルミシート(体熱を逃がさない)
● 靴下・手袋・帽子で末端の保温
● ひざ掛け・毛布を複数枚確保
● できるだけ家族で1つのスペースに固まる

体温を1℃上げるだけで体調が大きく変わります。


■ 寒さに弱い人が気をつけるポイント

● 心疾患・高血圧・糖尿病などの持病
● 体の冷えで血圧が急上昇することも
● 夜間のトイレ移動は特に危険

“寒暖差”は非常に大きなストレスになります。


■ 避難所での乾燥対策

● マスク
● 水分補給(少量でもこまめに)
● ノド飴・加湿タオル
● アルミシートで風を遮る

乾燥は風邪・ウイルス感染・喘息の悪化につながります。


■ 寒い避難所での睡眠対策

● 就寝前に温かい飲み物を飲む
● 床に段ボールを敷く(断熱効果◎)
● 首・手首・足首を温めて寝る
● 寝袋があると劇的に快適

睡眠の質が上がると、体調は安定しやすいです。


■ 子ども・高齢者は寒さが命に直結する

● 子どもは体温が奪われやすい
● 高齢者は気づかないうちに体温が低下
● 毛布や暖房器具は優先して回してあげる

「寒い」は重大な健康リスクです。


■ まとめ

冬の避難所は、寒さ・乾燥・生活環境の変化が重なり、体調を崩しやすい状況になります。
だからこそ
“寒さ対策が防災の第一優先”
と言えるほど重要です。

アルミシート、毛布、カイロ、断熱材(段ボール)があるだけで、命を守る確率は大きく上がります。

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